外伝〜真の守るべきもの〜中篇
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レイユは味方がやられても冷静な様子で指示をし、警備隊員達はツーヤに攻撃していた!
「クッ………」
攻撃の数の多さに対処しきれないツーヤは防戦一方だった。
「ツーヤ!」
それを見たプリネは加勢しようとしたが
「おっと!俺を忘れてもらっては困るぜ、お嬢ちゃん!サラマンダ―!!」
ランディは竜のような姿を持つ炎の衝撃波をプリネに放った!
「クッ………!(まずいわ……このままではツーヤが押し切られてしまうわ………!)」
プリネは簡易結界を貼って防御しながら、周囲を見て、自分の仲間達がダドリー達や警官、警備員達の連携攻撃に若干てこずっている状況を見て焦っていた。
「もう!一端わたくしはあの竜の娘に援護に行きますから、貴方は早くどこかに逃げなさい!或いはわたくし達を手伝いなさい!いいですわね!?」
未だに微動だにしないパラスケヴァスに業を煮やしたのか、怒ったフィニリィはツーヤの援護に向かった。
「喰らえ!」
「わっと!?(何、あの眼鏡の人〜!狙いが正確すぎだよ!)」
ペルルはダドリーが放ったショットガンの正確無比な攻撃を必死で回避していた。
「総員、交代しながら撃って、反撃をさせないようにして下さい!」
「イエス、マム!」
「ええい!鬱陶しい!」
ノエルは周囲の警備員達と共にアムドシアスに向かって、息もつかせない怒涛の銃撃を放って、アムドシアスに反撃をさせないようにしていた!
「ハッ!」
「!!……喰らいなさい!今よ!」
一方リタはミレイユに攻撃したが、ミレイユは何とか回避し、導力砲から電磁ネットをリタに命中させてリタを拘束し、周囲の味方達に号令をかけた!すると警備隊員達はさまざまなアーツを放った!
「………やりますね。」
ミレイユの手腕にリタは感心しながら自分に襲いかかるアーツを簡易結界を展開して、防ぎ、またアーツが命中しても空属性以外、耐性を持っているリタはそれほどダメージは受けていなかった。
「お嬢ちゃん。どうして、あの怪物をそんなに庇うのか、聞いていいかい?」
プリネと戦っていたランディはプリネと鍔迫り合いをしながら尋ねた。
「そんなの、もちろん決まっています!貴方がいう怪物も”人”なんですよ!?危害を加えてもいないのに、退治するなんて酷すぎます!」
ランディの問いにプリネは叫んで答え、そしてパラスケヴァスに微笑んだ。
「大丈夫ですよ……貴方は私達が守りますから。」
「…………………!」
プリネの微笑みを見たパラスケヴァスは遥か昔にパラスケヴァスが親しかった人物とプリネを重ね合わせ、どこか驚いている様子をしていた。
「ハハ、確かにお嬢ちゃんの言う通り、今回は完全に俺
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