第六話〜ファースト・アラート〜
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(カレンや黒の騎士団のみんなが聞けばどう思うかな……)
シャマル「……」
フェイト「それでライのことだけど…」
ライ「ああ、それは今から…」
ライが次は自分のことを話始めようとした瞬間、警報が鳴り響いた。
ライ「…この警報は?」
フェイト「出撃警報!」
はやて『フェイトちゃん。』
警報にそれぞれが反応していると、はやてからの通信が繋がる。
はやて『聖王教会からの報告でレリックらしき物を見つけた。』
フェイト「ホント?!それで場所は?」
はやて『対象は山岳リニアレールで移動中や。』
ライ(移動中ということは、制御を取られているな。)
はやて『現在、リニアはガジェットに制御を取られとる。なのはちゃん達にはもう出てもらったからフェイトちゃんも今すぐ出撃や。私もすぐに六課に戻る。』
ライ「ガジェット?」
ライははやての言葉に少し反応するがそれに気付いた人はいなかった。
はやてとフェイトが通信を終わらせフェイトが退室しようとする。部屋の扉の前に行くと立ち止まり、振り向きシャマルとライに声をかける。
フェイト「シャマル先生、ライの事を頼みます。私は現場へ。」
シャマル「分かりました。」
フェイト「ライ。戻ってきたら話の続き聞かせてね!」
そう言い残すとフェイトは退室した。少しの間、沈黙が続いたがライがそれを破った。
ライ「…シャマルさん。」
シャマル「何かしら?」
ライ「僕が信じられないのは分かるが黙って人の心を読むのはどうかと思う。」
シャマル「!!!」
ライは説明をしている時と会話をしている時に、自分が何か思う度にシャマルの表情が僅かに動くのを見逃していなかった。そこでその理由に予想をたて、カマをかけてみたのだがその予想は見事に的中していた。
驚くシャマルを視界から外し、ライはこれまでのことを整理し始める。
ライ(さて、これからどうなるのだろうか?さっきは騙されたと思っていたが少なくともルーにアギト、ゼストさんの三人にウソや僕に対する後ろめたさはなかった。…あの三人は信じていたいな…)
機動六課・司令室
機動六課としての初任務が始まった。少々のトラブルはあったものの特に問題も無くガジェットを破壊しレリックを確保するFWメンバー。聖王教会から戻り、指揮をとっていたはやても皆に労いの言葉をかける。誰もが任務終了を確信した瞬間に新たにレーダーが反応し、管制官の一人であるシャリオ・フィニーノが声を上げた。
シャリオ「レーダーに新たな反応!数は三、真っ直ぐリニアの方に向かってきます!」
はやて「今更増援?それにたった三機って…」
シャリオ「反応から先ほど破壊したガジェ
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