第5巻
訓練&鍛錬後のご褒美×楯無との暮らす日々
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しばらく口を動かしていた。
「どう箒ちゃん、一夏の料理は美味しい?」
「は、はい。その・・・・しっかり味が染みついている良い肉じゃがですね・・・・」
「そりゃそうよ。褒めるのなら、目の前にいる一夏に直接言わないとお姉さんが作った事になってるじゃない」
手元にある刀はIS紅椿の武装だろうが、俺を斬りつける出来事になると自動的に牢屋行きとなる事を忘れてると思う。ナイスフォローとも言えるが、立ちながら食べるのもマナー違反ではある。料理の感想=俺に言えと誘導しているみたいだが、箒はそれに気付かないまま自分の弁当を開けて食っていた。
「諸君らも食べる?」
「えっ、あっ」
「は、はい」
「お、お願いします」
「おうよ♪それと言っとくが、俺と楯無は国連軍少将と中佐と言う関係だから自動的に護衛としているんだからな。まずはそれを理解した者から食べさせようかなー」
俺と楯無の関係を言った後、理解した者から箒と同じようにして食べさせていく。俺では緊張してしまうので、代わりに楯無があーんをさせていたが俺も楽しそうな笑みを浮かべながら自ら作った弁当を食べる。
味は五つ星とも言えるが、大人の俺の料理を美人生徒会長に食べさせてもらえると言うオプション。場の全員が何とも言えない表情をしたまま、ランチタイムは過ぎて行くが専用機持ち組であるセシリア達もそれなりに話は盛り上がっていたらしい。
「ふう・・・・一日が終わるがあくまでIS学園では長期休暇扱いだからな」
「そりゃそうよ、一夏は国連軍少将でもあって次元パトロール隊総司令官なのだから」
「俺の部屋を改造したからなのか、楯無と住み始めるといつも一緒だがこれはこれでいい」
箒の特訓を任しているのでそんなに疲れはしないが、千冬との対IS専用武器として真剣同士の模擬戦をしているので疲れは少々出る。放課後特訓&鍛錬を終わらせると俺は夕食前の風呂に入ると言うのが日課となった。本来なら寮には共用浴場があるが、男は俺一人なので自室を改造させて大きな浴場を付けた事でちょっとした大浴場と言えるような事になった。
「まさか寮の部屋で大浴場に入れるとは思わなかったわ」
「男性は一夏だけだからね、お姉ちゃんばかり護衛してると少し嫉妬してしまうよ」
「本来だとシャワールームに水着姿の楯無が入ってくるらしいが、俺的にはそんなのどうでもいい。一緒に入ってる時点で恥ずかしがってどうすると言う感じだ」
学校指定のスクール水着で、紺色の布地にはち切れんばかりのボディが閉じ込められているそうだが実際楯無はボンキュボンだ。で、一緒に入ってる簪もそうだが俺ら軍属組の特権でもある。
日替わりでセシリアとシャルと一緒に入る事もあるが、今の所は箒の特訓を任せてるので自動的
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