第5巻
訓練&鍛錬後のご褒美×楯無との暮らす日々
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渡った事で食べたが箒だけこの味に見覚えがあったので質問してきた。何故我が家の味を知っているんだ?と、それはレシピを前々から箒の母親から貰っていたからだ。食べた瞬間、箒・鈴・ラウラの三人は元気を出す所か落ち込むのを見てセシリアとシャルの二人は慣れた様子で食べていた。
「俺は文部両道であるが、いい加減俺が作る物に対して耐性が無いと作る度に落ち込むぞ」
「・・・・一夏の料理は増々レベルが上がると言う事なのか」
「いくらあたし達が手料理を作ったとしても、結局敗北感だけが残るのよね」
「これが日本の伝統料理の一つである稲荷寿司か・・・・随分前に食べた物よりも美味し過ぎていくつ食べても飽きない味だな」
そんで食べ終えたのか、鈴とラウラは寮に戻るが俺はセシリアとシャルと一緒に調理室に戻った。何でも箒は最近料理をしていないので、是非俺が一からご教授願いたいらしいので必然的にそうなった。二人はアン達と見学してたが、俺は不意に箒の料理姿を見ながら呟いた。
「そういや箒、最近紅椿のワンオフ・アビリティー『絢爛舞踏』が発動しないんだってな」
「うむ。最近になって、一度も発動しなくなった。訓練で何度も試しても反応ないらしいが、データベースでは表示されているらしいのだ」
「復習だと思って聞けばいいが、ワンオフ・アビリティーは操縦者の精神状態がISと完全同調時にしか発動しない。それは束が開発したISで、俺らが開発したISには操縦者の有無で発動するようになっている。あの時発動時の気持ちを再現すれば、自然に応えてくれるだろう」
「確かにそうですわね、篠ノ之博士が開発したISのワンオフだと完全同調しか発動しませんですの」
「でも一夏が開発したISのワンオフは操縦者の有無だけで発動出来ちゃうもんねー」
白式は一対零の消滅能力であるに対し、紅椿は一対百の増幅能力があるから他者へのエネルギーバイパス構築能力ともされている。束の自作機体でもあるが、俺ら的にはIGコアによる半永久的機関なので問題無し。
本来なら楯無のISについてだが、我らと同じ軍属となった事で大幅カット&修正をされているようだしな。IS学園最強の称号を持つ者は生徒会長の楯無とされているが、IS界で最強だと言うのなら俺と千冬ぐらいだろう。
「結構筋があるから、料理に関しても問題ないがISだけかな」
「射撃訓練の様子を見てましたが、やはり一夏さんの指示通りに訓練していると少しずつですがISに関しての動きが良くなってましたわ」
「うぐっ・・・・まあ確かに問題があるがそれも時間の問題だろう。今は近距離での射撃を熟せば少しは強くなっていくのだから」
「一夏の言う通りだけど、指令通りに訓練していれば問題ないのは僕らも分かってる事だしね〜」
料理を終
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