日常
プロローグ
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を把握することが先決だ。
そう考えた俺はベッドから出ると部屋の壁に掛かってる軍服に手をつけ、身分証明書を探す。
それからすぐに身分証明書は見つかったけど、そこに書かれた名前を見て俺は言葉を失ってしまった
座蒲郎「嘘……?」
う…嘘だろ?なんで…俺の名前が……?
そこに書かれた名前は“沢小路 座蒲郎”。俺自身の名前だった。
座蒲郎「ど…どうなってんだ……?」
衝撃過ぎる事にどうしたらいいのかわからない。
その時……
≪コンコンッ≫
「提督、起きてるか?朝だぞ」
扉の向こうから女性の声。けどその声はあの神様でも母さんのでもなく……
座蒲郎「その声は、長門??」
長門「そうだ。起きているなら、失礼するぞ」
座蒲郎「えっ…ちょっ__!」
間違いなく俺をパソコン画面の中に引き込んだ長門の声だった。
しかも中に入ろうとしてる。止めようとはしたが……
≪ガチャッ≫
結局入って来てしまったが、その顔はおかしいとかそんな表情じゃなく、俺のことを見慣れたような表情だった。
何故……?
長門「提督、いつまでもそんな格好してないで、早くその手に持ってる軍服に着替えろ」
座蒲郎「ちょ…ちょっと待って、長門…さん……」
長門「なんだ?いきなり畏まって…私のことは、いつも長門と呼んでるくせに」
座蒲郎「えっ、そうなの?って、そうじゃなくて……ここはどこ??」
長門「どこって、そんなことも忘れたのか?
ここはお前、提督が我々艦娘の指揮を執る横須賀鎮守府に決まってるじゃないか」
座蒲郎「??」
俺のとこを見慣れたように、手に取ってる軍服に着替えろと言う。
けど状況が飲み込めない俺は長門にさん付けで聞くが、本人は俺が長門と呼んでると聞いて驚く(とはいえ、現実でもそうだけど……)。っていうよりそれ以前に今居る場所を聞くと、ここは俺が長門達を指揮してる横須賀鎮守府らしく、俺は驚きのあまりに声が出なくなった。
座蒲郎「じゃあ聞くけど…俺、いつぐらいにここに着任したの?」
長門「いまから3年前の春だ」
座蒲郎「俺の本名は?」
長門「沢小路 座蒲郎」
座蒲郎「ここに居る艦娘の数は?」
長門「海外艦含め176名」
座蒲郎「俺が最後に達成した任務は?」
長門「昨日達成したばかりの"第一航空戦隊西へ!"だ」
嘘だ…艦これ始めたのと着任した時期、今まで集めた艦娘の数とここに居る艦娘、更に最後に達成した任務が同じだなんて……
まさかと思って俺は更に質問するが、どれもこれも現実世界で俺が集めた艦娘の数と最後に達成した任務、更には着任した時期と俺が艦を始めた時期が一致。それどころか俺の本名も知ってる長門。あまりの結果
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