第118話
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石は二つの光の球となり、リース達の目の前に降りてきた。
「一つの封印石に二つ……?」
「片方はジークの時みたいにちっこいから、ペットみたいな奴か……?」
「あ、あの……ジークはペットじゃないのですが……」
「ピュイ!」
一つの封印石から二人の人物達が解放されようとしている事を不思議に思ったロイドは首を傾げ、フレンの推測を聞いたクローゼは苦笑しながら指摘し、クローゼの指摘にジークは力強く鳴いて頷いた。
「フフ、やっぱりティアはミュウと一緒でしたのね。」
一方一つの封印石から二人の人物達が解放されようとしている事に心当たりがあるナタリアは微笑みながら二つの光の球を見つめた。そして光が消えると腰まで届く美しいアッシュブロンドの髪をなびかせる女性と水色の小さな謎の生物が現れた!
「みゅう〜……眩しかったですの〜………」
「今の光は……――!まさか閃光弾!?下がって、ミュウ!………………え。」
謎の生物が直前に起こった出来事で呻いている中、目を見開いた女性はすぐに立ち上がると共に足に装着している投擲用の短剣を素早く抜いて構えたが、目の前にいるリース達に気づくと呆けた。
「へ〜……結構美人じゃねぇか。それに………(胸もセシルと同じ……いや、それ以上じゃねぇのか?)」
(うわ………!)
普通の女性を比べると比較的整った顔立ちをしている上豊満な胸を持ち、更にスタイルも抜群の女性にフレンは感心し、ロイドは驚いた。
「もう……二人ともどこを見ているんですか。」
「フフ、若い殿方の二人が女性の私達でも羨ましいティアの胸に見惚れてしまうのも無理はありませんわ。―――久しぶりですわね、ティア。それにミュウも。」
女性の豊満な胸に視線を向けているフレンとロイドの視線に気づき、呆れた表情で指摘したクローゼに苦笑しながら答えたナタリアは懐かしそうな表情で女性と謎の生物に話しかけた。
「あ、ナタリアさんですの〜。………みゅっ!?」
「ナタリア……?一体いつユリアシティに………―――!?ラルゴ!?何故アブソーブゲートで死亡した貴方が………!」
ナタリアに話しかけられた謎の生物と女性はバダックに気づくとそれぞれ血相を変え
「ティ、ティアさん!周りも何かおかしいですの〜!」
「え………―――!ここは一体………ナタリア。ラルゴが生きている事といい、その人達の事といい、一体どういう事なのか説明してもらえないかしら?」
そして周囲を見回した謎の生物の指摘に呆けた女性は周囲を見回して驚いた後すぐに冷静になり、ナタリアを見つめて問いかけた。
「ええ、構いませんわ。と言っても私達がわかっている事もまだそんなにないのですが――――――」
その後リース
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