第117話
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
間達を見たケビンはクラフト―――セイクリッドブレスで仲間達の傷を回復した。
「恐らく物理攻撃と魔法攻撃、それぞれを反射する特性を持っているのでしょう。現に私や一部の方達が攻撃した鏡達にはダメージが通っています。―――鏡の色で判断してください!先程私が攻撃した青の鏡に魔法攻撃が通った所を見ると青は物理攻撃を反射し、赤は魔法攻撃を反射します!」
「!わかりました……!」
「あー、もう!面倒だな〜!」
ジェイドの助言を聞いたヨシュアは頷き、アニスは疲れた表情で声をあげた後仲間達と共に再び鏡達に攻撃を仕掛けた。
「はあっ!はあっ!」
「ドカンと一発、流舞崩爆波!!」
ミュラー少佐がクラフト―――ハウンドゲイルで、アニスがクラフト―――流舞崩爆波で赤色の鏡達に攻撃を叩き込むと、鏡達は攻撃を反射せずそれぞれダメージを受け
「とったぁ!」
「雪月花ってなぁ、氷月翔閃!!」
それを見たヨシュアとガイはそれぞれ追撃をして止めを刺した。
「やあ〜っ!アースランス!!」
「えいっ!ブルーインパクト!!」
一方ジョゼットとカリンはそれぞれ単体攻撃をするアーツで青色の鏡達に攻撃してダメージを与え
「業火よ、焔の檻にて焼き尽くせ―――イグニートプリズン!!」
ジェイドが広範囲かつ高火力の譜術を発動して鏡達に止めを刺した!
「…………」
「これでも喰らえや!!」
法剣の刃を伸ばして攻撃したリースの攻撃を回避したケビンは敵を確実に石化させる矢を放つクラフト―――ゴルゴンアローをリースに命中させた。するとリースは石化し始め
「そらっ!!」
その隙を逃さないケビンはボウガンから矢を放って追撃した。するとリースの姿が突如変貌し、宙に浮く何かの物体になった!
「!フン、それがお前の正体か。これで終わりにしたる……滅!!」
そしてケビンはクラフト――デスパニッシャーを放って止めを刺した!するとリースの姿を模倣していた物体が消えた場所に封印石が現れた!
「おっと………」
封印石に気付いたケビンは仲間達と共に武器を収めた後、封印石を懐にしまった。すると閉じられていた大きな門が開いた。
「……どうやらこれで試練とやらは終わりみたいやな。それにしても………まさかリースとルフィナ姉さんそっくりに化けてた魔物やったとはな。」
「さ、さすがに驚いたよ……てっきり操られたのかと思っちゃったし………」
「はい……ヨシュアが操られたという前例がありましたし、本当に心配しました………」
「ハハ…………」
疲れた表情で溜息を吐いたケビンの言葉にジョゼットは同意し、安堵の表情で呟いたカリンの話を聞いたヨシュアは苦笑
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ