第117話
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「よく見たらリース殿の容姿に似ているが……」
「!まさか……彼女が話にあった亡くなったリースさんの……!?」
「あのシスターが敵になっている事といい、死んだ奴まで生き返っている事といい、どうなっているんだよ〜!?」
カリンは信じられない表情でリース達を見つめ、ユリア大尉は戸惑い、ある事に気づいたヨシュアは目を見開き、ジョゼットは混乱した様子で声をあげた。
「中将、まさかあの二人は”レプリカ”なのかな……?」
「………まだ何とも言えませんね。とにかくまずはあの二人を無力化する事です。」
アニスの推測を聞いたジェイドは真剣な表情でリースと女性を睨んで答えた。
「何で………ルフィナ姉さんが………ハハ………か………に……する為か……?」
一方ケビンは信じられない表情をした後乾いた声で笑って女性――――ルフィナを見つめたが
「――――しっかりしなさい、ケビン・グラハム!!」
「え………」
アーシアの一喝によって我に返った。
「あの二人をよく見なさい!”星杯騎士”ならあの二人から漂う気配が人間ではなく今までの”星層”で戦ってきた悪魔達の気配である事に気づけるはずよ!」
「へ………―――!!」
そしてアーシアの指摘によって二人を見つめた後二人から漂う気配が人間ではなく悪魔や魔物の類である事に気づき、血相を変えた。するとその時リースが詠唱をし、自分達の周囲に鏡の姿をした魔物達を召喚した!
「クソッ、オレとした事がマジで騙されてしまう所やった……偽物やったら、例えあの二人でも容赦はせんで!」
目の前にいるリースとルフィナが本物でない事をようやく悟ったケビンは疲れた表情で呟いた後二人を睨み
「偽物のルフィナは私が受け持つから、貴方達は他の相手を頼むわ!」
アーシアはケビン達に指示をした後ルフィナへと向かって行き、ケビン達はリース達との戦闘を開始した!
「刃よ、伸びよ―――アークフェンサー!!」
「………」
ルフィナに向かったアーシアは法剣の刃を伸ばして攻撃したが対するルフィナも同じクラフトを放って相殺し
「…………」
「ハッ!!」
続けてボウガンから矢を放って攻撃し、襲い掛かる矢を紙一重で側面に跳躍して回避したアーシアはルフィナのようにボウガンから矢を放って反撃を叩き込んだ。
「…………」
ダメージを受けたルフィナは法剣を天へと掲げ
「!さあ、行くわよ……!」
ルフィナが天へと掲げた法剣の刃を飛び回らせ始めたその時アーシアはボウガンに装着されてある仕込み刃でルフィナに突進して凄まじい速さで連続攻撃を叩き込み
「邪よ、退け!!」
飛び回った法剣の刃がアーシアの元に戻る頃には元の位置に戻って
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