第41話
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「やった!」
「わーい!シェラお姉さんも一緒に来るんだ!」
「ヘッ、『風の銀閃』の手並み、とくと拝見させてもらうぜ。」
「ふふふ、シェラ君がついにボクの元に来るんだね。」
「シェラザードさん。よろしくお願いします。」
シェラザードの加入にエステル達は表情を明るくして、迎えた。
「ええ、こちらこそよろしくね」
「あ、もしかして……アネラスさんも一緒とか?」
「えへへ……私は残念ながら。そろそろクルツさんたちが強化訓練から帰ってくるんだ。そちらのチームに入れてもらうつもりなの。」
「そうなんだ……」
アネラスは来ない事にエステルは残念そうな表情をした。
「チームってことはやはり『結社』対策かい?」
「はい、『結社』の拠点を捜索することになると思います。」
「拠点の捜索?」
ジンの問いに答えたアネラスの言葉にエステルは首を傾げた。
「これまでの動きから見て『結社』は国内の何らかの拠点を築いている可能性は高そうです。そこを叩かない限り、根本的な解決にはなりません。今後は王国軍と全面協力して捜索活動を行う必要があるでしょう。」
「確かにそうですね……」
エルナンの説明を聞いたクロ―ゼは納得して頷いた。
「へっ、結社対策チームがもう1つ必要になるのも当然か。」
「うーん、そうなるとクルツさんのチームにも戦力が必要になりそうだし……。アネラスさんを取られちゃうのも仕方ないかぁ。」
「えへへ、ごめんね。『結社』の拠点を見つけたらエステルちゃんの力も借りることになると思うから。その時に一緒に戦おう?」
「うん……そうね!」
「ミントもいっしょだよ!」
そしてアネラスは先にギルドを出て行った。アネラスが出て行った後、エステル達はそれぞれの荷物を持って、空港に行こうとしたその時
「うふふ、遊撃士って本当に忙しいのね。数日前に来たばかりなのに、もう他の地方に行っちゃうなんて。」
なんとレンがギルドに入って来た………!
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