外伝〜山猫号奪還作戦〜後篇
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「い、いつの間に……」
「こいつらが隊長たちを気絶させたのか!?」
「仕方ない……」
「おねんねしてなよ!」
そしてヨシュア達は兵士達との戦闘を開始した!
「おぉぉぉ!」
「「「「う……あ……身体が……!」」」」
戦闘開始早々ヨシュアが放ったクラフト――魔眼で兵士達の動きを鈍らせ
「オラアッ!!」
「「「「グアッ!?」」」」
ドルンが導力砲を放ってダメージを与え
「おらよっ!」
「「「「ギャアッ!?」」」」
キールが爆弾を兵士達の中心地に投げて爆発させて、さらにダメージを与え
「岩よ、落ちよ!ストーンインパクト!!」
「「「「ガッ!?………………」」」」」
止めに放ったジョゼットのアーツが命中した兵士達は悲鳴を上げた後、地面に倒れて気絶した。
「ふう、一丁あがりだね。」
「すぐに後続が来るはずだ。ここで食い止めるから貴方たちは発進準備を頼む。」
「おお!」
「任せときな!」
ヨシュアの指示に頷いたドルンとキールは飛行船に乗り込んだ。
「ジョゼット……君は行かないのか?」
「『山猫号』の発進なら兄貴たちがいればできるさ。ボクはここでアンタのサポートをしてやるよ。」
ヨシュアの疑問にジョゼットは不敵な笑みを浮かべて答えた。
「だが……」
「へへっ……。クールに振る舞ってるけどアンタ、やっぱり甘いよね。」
「え……」
ジョゼットの言葉を聞いたヨシュアは驚いた。
「今までも、何だかんだでボクたちを助けてくれたし……。ここでアンタを見捨てて逃げるとか思わなかったわけ?」
「……これでも人を見る目はあるつもりだよ。特に、君たちみたいなお人好しの人間に関してはね。」
「お、お人好しはアンタだろっ。」
「やれやれ……。騒がしいので来てみれば。」
ヨシュア達が会話をしていたその時、ヨシュア達以外の男性の声が聞こえて来た。
「え………」
声に気付いたヨシュアとジョゼットが振り向くと声の主―――ミュラーがヨシュア達に近付いて来た。
「『カプア空賊団』……。このタイミングで現れたか。しかも君が同行していたとはな。」
ミュラーはジョゼットを見て冷静に言った後、ヨシュアを見た。
「……覚えていましたか。」
「こ、こんな所にエレボニアの軍人が!?あんたの知り合いなの!?」
ミュラーと知り合いかのように話すヨシュアにミュラーの登場にジョゼットは焦りながら尋ねた。
「……顔見知り程度だよ。多分、不戦条約の前に船を引き取りに来たのだろう。」
「お察しの通りだ。その船を奪われようが我々としても痛くもないが……。こうして
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