外伝〜山猫号奪還作戦〜前篇
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たジョゼットは口元に笑みを浮かべてこれから強奪する方法を確認した。
「ただし、殺さない方向で。必要以上に王国軍を敵に回さない方がいい。巡回中の兵士についてもなるべく隠れてやり過ごそう。」
「まったく……無茶言ってくれるよね。まあたしかに、ボクも殺しは反対だけど。」
「へへ、当たり前だ。俺たち『カプア一家』に殺しと暴行はご法度だからな。」
「はあ、ホント俺たちって悪党になりきれないと言うか……。あの少尉の言った通りかもな。」
ヨシュアの作戦に呆れたジョゼットだったがすぐに同意し、ドルンも頷き、キールは苦笑しながら答えた。
「……ふふ。」
「な、何がおかしいのさ?」
唐突に笑いだしたヨシュアを見て、ジョゼットは尋ねた。
「いや……あまり時間はない。そろそろ始めよう。」
「う、うん……」
「いよいよだな……」
「おーし……気合いを入れるぜ!」
そしてヨシュア達は『山猫号』を奪還するために飛行訓練所に潜入を始めた………!
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