第39話
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出てきなさい!!」
カノーネが叫ぶとさらに複数の特務兵達がさまざまな所から現れ、エステル達を囲んだ!
「なっ……まだこんなにいたの!?」
自分達を囲む特務兵達を見て、エステルが焦ったその時
「――――全員、突撃。栗色の髪の娘達を包囲する特務兵達を掃討せよ!」
「ハッ!」
なんと、暗闇の空よりサフィナ率いる竜騎士の部隊が次々と空より強襲して、エステル達を包囲する特務兵達を目にも止まらぬ速さで倒した!
「なっ!?」
それを見たカノーネは驚いた。
「サフィナさん!?」
「”竜”にまたがる騎士……!と言う事は彼女達が『空の王者』と名高い竜騎士……!」
サフィナ達の登場にエステルは驚き、ユリアは信じられない様子でサフィナ達を見た。
「サフィナさん、どうしてここに!?」
「先ほどそこの女が王城を狙うと言っていましたからね。我が皇帝陛下達もおられるのですから我々メンフィルにとっても見過ごせぬ事でしたから、助太刀させて頂きました。」
エステルに尋ねられたサフィナは凛とした表情で答えた。
「ありがたい……!感謝致します、竜騎士殿……!」
サフィナの答えを聞いたユリアはサフィナ達を見て、お礼を言った。
「私達がしたのはただの露払いです。貴女達はそこの女と決着を。」
「うん!」
サフィナの言葉に頷いたエステル達はカノーネ達に向けて武器を構えた!
「カノーネ。メンフィルも出て来た以上、お前の勝ち目は完全にない。それでもまだ、戦うか?」
「当り前よ!ユリア!遊撃士ども!これで最後よ!いざ尋常に勝負なさい!」
ユリアに尋ねられたカノーネは怒鳴って否定し、銃を構えた!
「戦車まで使っておいてムシがいい気がするけど……。いいわよ!やってやろうじゃない!」
「お前との決着を付ける時が来たようだ……。……行くぞ、カノーネ!」
そしてエステル達はカノーネ率いる特務兵達との戦闘を始めた!
「「喰らえっ!」」
戦闘開始直後、特務兵達がそれぞれエステル、シェラザードに向かって武器を構えて突進して来たが
「っと!」
「!!」
2人は防御や回避を行い
「ウオオオオッ!」
「当たるかいな!」
銃を持った特務兵は連射してケビンを放ったがケビンは特務兵の行動を見て、その場から離れて回避し
「喰らいなさい!」
「無駄だ。ミラージュベルク!!」
カノーネの連射攻撃にはユリアは幻影の盾を身に纏わせ、絶対防御をするクラフト――ミラージュベルクを使って、カノーネの攻撃を無効化した!
「ハッ!」
「せいっ!」
「「グアッ!?」」
そしてエステルとシェラザードは
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