乙姫に関する記録
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取記録─1935年3月25日
露木研究員による聴取が行われました。
対象者:乙姫
露木:白ちゃん、活性化の状態については前に話をしたと思うのだけれど、
勝手に使ったのはどうして?
乙姫:<沈黙>
露木:お願い、話を聞かせて。
乙姫:短い間だったけど色々分かった、"子供たち"と会えない理由。
露木:それが本当なら伊賀崎さんの仕事が増えるわね。
乙姫:どういう事?
露木:伊賀崎さんが怒られるってこと。
乙姫:それは……ごめんなさい。でも私も露木さんや伊賀崎さんの役に立ちたい。
カッセイカは色々できる。
露木:例えば?
乙姫:"子供たち"の居場所が分かる。少しだけ見た。
皆そこに集まってる、安全だと思って休んでいる。
それと露木さん達は"子供たち"が消えることに悩んでいる。
私なら止められる。
露木:それは本当?
乙姫:うん。どう言っていいのか分からないけど……。
消えるのは"親"が"子供"を連れ帰ってるから。
そうゆう力がある、私なら邪魔できる。
記録終了
1935年4月3日
露木研究員の要請の保留を解除、作戦計画へ移る─軍事・防衛部
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