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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜後篇(5章終了)
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閉鎖される共に”クリムゾン商会”にいた多くの猟兵達が帝国軍の奇襲によって捕えられた影響で資金調達の一部を失うと共に戦力を大幅に失い、更に国際犯罪組織として世界中から指名手配される身となって各国の軍から追われる立場となり、”黒月”はロックスミス大統領にプリネ皇女の暗殺未遂の罪をなすりつけられ、完全にカルバード政府と決別する事になり、カルバード国内に潜伏し、政府と対立する立場となった。



更にオズボーン宰相とロックスミス大統領は数多のスキャンダルが判明した件や、クロスベル政府に黙ってテロリスト達への逮捕や処刑委任状を発行した事を報道され、特にオズボーン宰相はオリヴァルト皇子の暗殺未遂疑惑やエレボニアの遊撃士協会襲撃事件にも関わっている容疑、皇家に内密でクロスベル警備隊と交渉して約定を結んだにも関わらず公の場で反故した事に加えて”百日戦役”の勃発を狙った真犯人である事まで疑われ、両者とも市民からの信頼や支持が一気に下がり、ロックスミス大統領は次回の大統領選挙では落選する可能性が非常に高いと報じられるほど支持率が低くなり、さらに責任をとって辞職するべきだという声も多くなった。



そして数多な容疑やスキャンダルによって世間から疑われる事になってしまったオズボーン宰相も政治的な立場として致命的なダメージを受ける事になり、オズボーン宰相を重用しているユーゲント皇帝もさすがに庇いきれず、オズボーン宰相はユーゲント皇帝の恩情によって宰相という地位は守る事はできたがユーゲント皇帝から賜った爵位の剥奪に加えてエレボニア帝国全軍の指揮権を剥奪され、そして1年間給与の7割カットという処分となった。帝国正規軍にも内密で”赤い星座”を雇った”帝国軍情報局”も規模の大幅な縮小もしくは解体するべきだという声もあったが、テロリスト達が未だ国内で暗躍している事も鑑みてかろうじて現状の規模を守る事はできた。しかし情報局に所属している者達の給与は連帯責任として全員1年間5割カット、”赤い星座”との契約に関わったレクター・アランドール特務大尉は8割カットの上、更に大尉から少尉に二階級降格という処分になった。



また、”帝国解放戦線”に一時的とはいえ”列車砲”を乗っ取られ、各国のVIP達の命を脅かされかけた失態をメンフィル帝国に握られてしまったエレボニア帝国は内密にする事を条件にエヴリーヌによる”列車砲”破壊の罪を問わない事と共に残りの”列車砲”をメンフィル帝国に贈与する羽目になり、更にはギュランドロス達が世間に公表したクロスベル警備隊とエレボニア帝国軍の合同演習の映像によってかつて”大陸最強”を誇ったエレボニア帝国軍は自治州の警備隊に圧倒的な敗北をしてしまったという衝撃的な映像によって世間から”大陸最弱の軍”ではないかと疑われる事になってしまった。



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