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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜後篇(5章終了)
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ル!お前も手伝ってやれ!」

「―――了解しました。行くわよ、ダドリー。念願の”黒月”と”赤い星座”の検挙でしょう!?」

「手が足りなければ警備隊も使って構わん!司令である俺が許可する!後、こいつらや地下で拘束している奴等も残らず拘置所にぶち込んでおけ!ルイーネ、お前は俺の代わりに警備隊を指揮し、クロスベル警察と連携して”黒月”と”赤い星座”の奴等を一人残らず捕まえろ!」

「かしこまりました!――それでは失礼いたします。」

「――――!!了解しました!これより、”赤い星座”並びに”黒月”の強制捜査及び制圧を開始します!おい、あそこに倒れているシグムント・オルランドとテロリストを拘置所まで連れて行け!ただし、両方とも拘束し、気絶しているとはいえ、絶対に油断するな!―――エマ君、私だ!大至急一課と二課……いや、タワーの警備についていない全局員、さらに警備隊にも連絡して全員で手分けして……………」

「―――こちら、ルファディエル。セルゲイ、今から”黒月”と”赤い星座”の制圧を開始するから人を集めて頂戴!……え?本当に大丈夫かって?……―――大丈夫よ!既に両政府から許可は貰っているわ!……ええ……………」

そしてヴァイスとルファディエルの喝によって我に返ったダドリーはルファディエルとルイーネと共に会議室を出て、去って行き、ダドリーの指示によって警官達は拘束されたシグムント達と共に会議室から出て行き

「う、嘘っ!?こんな大捕り物、もう2度ととれないわ!?で、でもこっちのスクープも気になるし……!ああもう、仕方ない!レインズ君!大至急課長に今の出来事を報告しなさい!」

「わ、わかりました!」

「私達も行動しないと!」

「カルバードにとっても見逃せない記事だ!クッ……だが、こちらはこちらでかつてないほどのスクープが取れそうだから今この場を離れられないのが口惜しい……!仕方ない!黒月の検挙の様子の取材は君に任せる!」

「はい!それでは行ってきます!」

その様子を見たグレイスは驚いた後考え込み、そして悔しそうな表情をした後カメラマンに指示をし、指示をされたカメラマンはエニグマで通信を始め、さらに周囲のマスコミ達も騒ぎ始めて部下に行動を命じたりし、命じられたマスコミ達はそれぞれ急いで会議室を出て行った。



「………………………」

一方一連の流れを見守っていたロイドは口をパクパクして固まり

(し、信じられない……!まさかオズボーン宰相とロックスミス大統領にそれぞれスキャンダルを作って強引に赤い星座と黒月の検挙の許可を取った挙句、ロックスミス大統領と鉄血宰相の失脚を狙うなんて……!)

(ほ、本当にいいんでしょうか……?こんな大それたことをしてしまって………)

エリィは信じられ
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