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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜後篇(5章終了)
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証拠にタワーの制御がハッキングによって乗っ取られ、非常階段をシャッターで封じられた際の対策として34Fに待機しているベルガード門の警備隊には携帯用の高性能爆薬を所持させていました。そのおかげで爆薬で閉じられたシャッターを破壊した後、警備隊が逸早く駆け付けてテロリスト達の襲撃に対処できました。」
「加えてテロリスト共が爆弾を仕掛けた際の対処法として、爆発物処理班も待機させていた為、実際に奴等が乗り捨てて行った飛行艇に仕掛けてあった爆弾を解体する事もできたな。」
「―――そして全て失敗して地下に逃げてジオフロントを使ってクロスベルから逃亡しようとしたテロリスト達を予め待ち構えていた俺達が捕まえたという流れだ!」
ルイーネ、ヴァイス、ギュランドロスの説明を聞いたその場にいるメンフィル帝国の関係者達を除いた全員は口をパクパクさせるか、驚きのあまり絶句していた。
「――先程の話も含めてもう一度お尋ねしたいのですが……―――オズボーン宰相閣下、ロックスミス大統領閣下。テロリスト達の襲撃に対してクロスベル警察と連携して万全の対処を行った上彼らを拘束し、更には二つの犯罪組織の魔の手から皆様を守ったことに加えてメンフィル帝国が現れるまでは”大陸最強”を誇ったエレボニア帝国軍の中でも”最強”と謳われている”第四機甲師団”をも破ったクロスベル警備隊のどこが各国の軍に劣ると言うのですか?」
「グッ…………………!」
「おのれ……!全てはこの為だったというのか……!」
微笑みを浮かべるルイーネに問いかけられたオズボーン宰相は悔しそうな表情で唸り、ロックスミス大統領は怒りの表情でヴァイス達を睨んだ。
「オズボーン宰相閣下、ロックスミス大統領閣下。今回メンフィル皇家の一員であるプリネ姫の暗殺未遂による容疑、そして国際犯罪組織である”赤い星座”並びに”黒月”を検挙してもよろしいですね?」
そしてルイーネは二人に止めを刺すかのように微笑みながら問いかけ
「………………………………好きにするがいい。」
「……遺憾ながら仕方ないな…………彼らを捕えて構わん………」
問いかけられたオズボーン宰相とロックスミス大統領は怒りの表情でヴァイス達を睨んだ後気を取り直して静かな表情で答えた。
「―――ダドリー!これより”赤い星座”並びに”黒月”の制圧及び強制捜査を開始しろっ!動かせる局員なら全員使っても構わん!指揮はお前が取れ!」
「………………」
2人の答えを聞いたヴァイスは即座にダドリーに視線を向けて命令したが、一連の流れを見ていたダドリーは驚きのあまり、絶句した状態で固まっていた。
「どうした!事は一刻を争う!グズグズしていたら連中に逃亡されるぞ!?―――ルファディエ
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