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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜前篇
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件を持ってくるのかよ!?そしてマスコミ達をこの場に連れて来たのはこの為か!!おいおいおい……!”六銃士”がメンフィルと手を組むなんて、一体どうなってんだ!?それに誰がこんな計画を立てたんだ!?)

「!!!(”剣帝”をクロスベルに来させた理由はそれが一番の狙いか……!おのれ……”放蕩皇子”!まさかメンフィルどころかクロスベルと手を組んで、このような手で私を抹殺しに来るとは……!)グッ……………!」

レーヴェの話を聞いてある事を察したレクターは驚き、オズボーン宰相は表情を歪めた後オリヴァルト皇子を一瞬睨んだ後怒りの表情で唸った。



「―――オリヴァルト皇子。”赤い星座”の件とは関係はございませんが、”帝国解放戦線”の件で彼らの”スポンサー”と思われる人物が関わっている”証拠”を手に入れたので今この場で公表させて頂いても構いませんか?」

「!!??」

「なあっ!?」

「何だと!?」

そしてプリネの申し出を聞いたオズボーン宰相とレクター、ミュラー少佐は驚き

「……ああ、私や宰相殿の身を狙った下手人が誰なのか私も知りたいと思っていた所だ。是非、公表してくれ。」

予定外の話がプリネの口から出て来た事に呆けていたオリヴァルト皇子はすぐに気を取り直して静かな表情で頷いた。



「―――わかりました。その人物とは……―――”四大名門”に属する”カイエン公爵家”の当主、カイエン公爵です。―――こちらがその証拠である書状になります。先程、”帝国解放戦線”のメンバーを拘束し、武装を解除していた際に手に入れた物です。オリヴァルト皇子、お手数ですがこちらに来て、書状に押されてある印籠を確認して頂けますか?」

「なっ!?―――了解した。」

オリヴァルト皇子の答えを聞いて頷いたプリネはヴァイスから手渡されたカイエン公爵が”帝国解放戦線”の身を保証する内容が書かれてある書状をミュラー少佐と共に自分に近づいてきたオリヴァルト皇子に手渡した。



「これは………………――――確かに”カイエン公爵家”で使われている印籠が押されてある。」

書状の内容を読んだオリヴァルト皇子は目を見開いた後重々しい様子を纏って頷いた後マスコミの前で書状を広げ

「なっ!?じゃ、じゃあテロリスト達の背後には”カイエン公爵家”が……!」

「こんなとんでもないスクープ、歴史上初よ!?」

エレボニア側のマスコミは書状を見て驚き、グレイスは声を上げた後写真を撮りまくり、他のマスコミ達も書状の写真を撮りまくっていた。



「……………………」

(……今回の件によってカイエン公爵がどう出るかが、問題だな……)

一方各国のVIPが驚いている中、レクターは口をパクパクして絶句し、ミュラー少佐は
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