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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜英雄達の大粛清〜前篇
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姫の話は事実ですか?」
「え、ええ。ただ各国への周知については提案者であるメンフィル帝国直々の申し出により、メンフィル帝国に任せる形でしたが……」
アルバート大公に視線を向けられたクローディア姫は戸惑いの表情で頷き
「―――お待たせしました。先程確認した所、今から約3時間半前―――前半の会議が終わった後の休憩時間の間に通達されたそうです。」
「そうか……」
別室から戻ってきたキリカ補佐官の話を聞いたロックスミス大統領は真剣な表情で頷いた。
「………リフィア殿下。赤い星座が何故国際犯罪組織に認定されてしまった理由を教えて頂いてもよろしいでしょうか?」
その時厳しい表情で黙り込んでいたオズボーン宰相はリフィアを見つめて尋ねた。
「フン!ここまで言ってまだわからんのか?”身喰らう蛇”はさまざまな猟兵団を雇い、配下としていた。……一時期エレボニアの遊撃士協会を襲撃した”ジェスター猟兵団”のようにな。それは”赤い星座”も同じ事。よって”赤い星座”は国際犯罪組織であろうが!しかも奴等は”リベールの異変”よって起きた”導力停止現象”で混乱しているリベールの都市の一つ―――ロレントを襲撃しようとした!奴等の襲撃を防げなかった際ロレントに住む多くの国民達が犠牲になっていた可能性が非常に高いリベールは当然として、同盟国である民達を守る為に奴等と剣を交えた我らメンフィルが奴等を国際犯罪組織認定するのは当然の事だろうが!」
「!!!」
「フム、確かに言われてみれば……………」
そしてリフィア皇女の答えを聞いたオズボーン宰相は目を見開き、アルバート大公は納得した様子で頷いた。
「(―――打ち合わせ通り!ここからだ……!)――――宰相!これは一体どういうことだ!?帝国政府が国際犯罪組織を運用するなど、世界中にエレボニア皇族どころか、エレボニア帝国に恥をかかせるつもりか!”身喰らう蛇”の危険性は”リベールの異変”の解決に貢献した私でもわかる!奴等はこのゼムリア大陸中の平和を乱す国際犯罪組織である事を!そして私は”リベールの異変”を解決する為にクローディア姫やリフィア殿下と共に奴等とも剣を交えた!まさか”赤い星座”を使って私の暗殺を狙っていた上、さらに”身喰らう蛇”を使って帝国内部の遊撃士協会の戦力の低下も考えていたのか!?」
するとその時オリヴァルト皇子は机を拳で強く叩いた後、怒りの表情でオズボーン宰相を睨み
「お、お待ちください!そのような事は決して考えておりませぬ……!その前にリフィア殿下達にお聞きするべきことがあるので、その答えを聞くまでお待ちください。……リフィア殿下。何故”赤い星座”を雇った我々エレボニア帝国政府に忠告すらしてくださらなかったのですか?プリネ姫のトールズ士官学
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