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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第146話
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気が込められた矢が飛行艇を貫き、飛行艇を貫いた矢は導力エンジンの部分に命中し、墜落し始めた!
「なっ!?」
「嘘でしょう!?矢で飛行艇を撃ち落すなんて、どこまで化物じみているのよ……!」
乗っていた飛行艇がエヴリーヌによって撃墜されたという事実にVと共に驚いたスカーレットは唇を噛みしめた後自分達を救助する為に近づいてきたもう一隻の飛行艇に飛び乗って去って行き、地面に向かって墜落する飛行艇は自爆して木端微塵になった!
「お、おのれ……!」
「”帝国解放戦線”……何という大胆不敵な者どもか。」
一方その様子を外から見ていたワルター中将は唇を噛みしめ、クレイグ中将は重々しい様子を纏って呟いた。
「……………………」
飛び去って行く飛行艇をサラ教官は厳しい表情で見つめ
「”C”……あの男も来ていたのか。」
「んー……ホント、何者なのかなー?情報局でも手がかりすら見つかってないんだけど。」
リィンは真剣な表情で呟き、ミリアムは首を傾げていた。
「フン、今回はこうして連中のメンバーも捕えた。何としても口を割らせて―――」
一方仲間達と共にテロリスト達を無力化したユーシスは腕を組んでテロリスト達を睨みつけたが
「……ぐうっ……」
「……がぼっ……」
なんとテロリスト達は口から大量の血を吐いて意識を失った!
「な、なんだ……!?」
「これは……毒か!?」
「……!」
「な……!」
「ま、まさか……自殺をしたんですか……!?」
「なんてことを……!」
テロリスト達に起こった突然の出来事にユーシスとガイウスは驚き、エマとラウラは目を見開き、セレーネとメサイアは信じられない表情をし
「ちいっ……!」
サラ教官は舌打ちをした後テロリスト達に駆け寄ってテロリスト達の状態を調べた。
「経口性の神経毒……マズイわね。ダメ元で解毒処置を行う!エマ、使えそうな薬草があれば手伝いなさい!セレーネは治癒系の魔術で手伝いなさい!」
テロリスト達の状態を調べたサラ教官は懐から注射器を取り出して指示をし
「はいっ……!」
「わかりました!」
サラ教官の指示に頷いたエマとセレーネはそれぞれ行動に写り
「メサイアとリザイラも手伝ってくれ!確か二人とも治癒系の魔術が使えるだろう!?」
「わかりました!」
「……ここまで毒が進んでいれば、もはや意味はないと思いますがご主人様と命とあらば、仕方ありませんね。」
リィンに指示をされたメサイアとリザイラもそれぞれテロリスト達の解毒処置に写った。一方左翼でもB班のメンバーが血を吐いて倒れているテロリスト達の解毒処置を行
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