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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第146話
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た所かしら。」

その時呆れた表情で呟いたスカーレットは不敵な笑みを浮かべて立ち上がった。

「なんですって………?」

そしてスカーレットの答えを聞いたサラ教官が眉を顰めたその時!

「ど、同志”S”……」

なんと先程倒したはずのテロリスト達が起き上がった!



「こいつら……!?」

「まだ動けたのか……!?」

「くっ……完全に無力化した筈だぞ!?」

起き上がったテロリスト達を見たリィン達は驚き

「うげっ。一番めんどくさい時の目をしているじゃない。」

「皆さん、気を付けてください!あの目は死を覚悟した者の目です!」

テロリスト達の目を見たヴァレフォルは嫌そうな表情をし、メサイアは警告し

「フン、愚か者が……」

「全く持って理解不能ですね。」

バルディエルは鼻を鳴らし、リザイラは呆れた表情で呟いた。



「同志”S(スカーレット)”、行くがいい!」

「”C”と”V”と協力して必ずやあの男に鉄槌を―――!」

そしてテロリスト達はリィン達と交戦をし始め

「ええ―――それじゃあ女神の元で。」

スカーレットは静かに頷いた後列車砲に飛び乗って走り出し

「はっ……しまった―――」

「死ぬ気か……!?」

スカーレットの行動に気付いたサラ教官とリィンが声を上げたその時、なんとスカーレットは列車砲から飛び降り、タイミングよく来た飛行艇にワイヤーを引っかけ、スカーレットのワイヤーに引っかかっている飛行艇は飛び去り、左翼の列車砲があった場所に向かった!



一方左翼でもアリサ、マキアス、フィーが銃撃を放って撤退するVを足止めしようとしたが、Vは背を向けながらも後ろから襲い掛かる脅威を回避して近づいてきた乗せた飛行艇に飛び乗った。

「くふっ♪そこだよっ!!」

「ゴフッ!?やってくれるじゃねぇか……!」

しかしVが飛び乗る瞬間を狙ったエヴリーヌが放った矢が腹を貫き、悲鳴を上げたVは腹の部分から血を流しながらエヴリーヌを睨み

「”V”!?今、治療してあげるわ!」

既に甲板まで上がったスカーレットは驚いた後Vの治療をし始めた。そしてスカーレットとVを乗せた飛行艇は列車砲の正面に移動した。



―――我が名は”C”。”帝国解放戦線”のリーダーを務める者である。よくぞクロスベルと両面に渡った我らの波状攻撃を凌いだ。だが、これで終わりではない。次なる我らの鉄槌―――せいぜい楽しみにするがいい。



飛行艇から”C”の声が聞こえた後飛行艇はガレリア要塞に背を向けて飛び去ったが

「くふっ♪撃ち落してやるよ♪アン・セルヴォッ!!」

凶悪な笑みを浮かべたエヴリーヌが放った膨大な魔力と闘
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