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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜嵌められた獣達〜
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から頼まれている訳♪……あ、ちなみに万が一あんた達を殺しちゃっても罪に問われないことになっているわ♪」

ツーヤに視線を向けられたカーリアンは説明し

「我もメンフィルから直々に頼まれただの。クク……我に当たるとは運のいい奴等だの?」

「―――当然、俺達クロスベル警察、警備隊共にメンフィルより委任状を貰い受けている。―――貴様ら”赤い星座”を拘束する委任状をな。」

「ガッハハハハハッ!そう言う事だ!当てが外れて残念だったな!」

「ウフフ……無駄な抵抗はしない方がいいわよ?もし抵抗して来たら罰として2度と戦えない身体にしてあげる♪」

「アハハ!それにしてもあたし達が全員いる状態に加えて”特務支援課”もほぼ全員揃っている状態で来るなんて、あんた達、ついているね♪」

「―――ま、今回は相手は悪すぎたわね。」

カーリアンに続くようにハイシェラ達がそれぞれ書状を出した後、エルファティシアは杖を掲げ、それぞれの通路へと続く道を光の魔力でできた壁を作って逃げ道を防いだ!



「…………………」

「ええっ!?」

「あ、”赤い星座”が国際犯罪者!?」

「た、確かに”リベールの異変”に関わって、それもロレント市を襲撃しようとしていたから、国際犯罪者認定されてもおかしくはないけど……」

ヴァイス達の話を聞いたランディは口をパクパクさせ、ロイドとノエルは驚き、エリィは戸惑い

「なるほどねぇ?相手が国際犯罪組織に所属しているのだったら、”鉄血宰相”の委任状も効果を示さないどころか、逆に国際犯罪組織を雇った”鉄血宰相”のダメージになるよねぇ?」

「そして”赤い星座”がそうなるように仕向けたのも、”あの人”の策なんでしょうね……恐ろしい人ですよね、本当に……」

「まさか”赤い星座”を社会的に抹殺するなんて、誰も想像していないものね……」

ワジは静かな笑みを浮かべ、ティオは疲れた表情でルファディエルの姿を思い浮かべ、ツーヤは苦笑していた。



「…………ハッ、どうやら今まで積み重ねて来た悪名のツケを払う時が来たようだな、叔父貴?」

「……………………」

一方複雑そうな表情で黙り込んでいたランディは鼻を鳴らして不敵な笑みを浮かべて怒り心頭の様子で唇を噛みしめているシグムントを見つめ

「そ、そんな………!」

「お、俺達が国際犯罪者………!」

「”赤い星座”はどうなっちまうんだ……!?」

猟兵達は表情を青ざめさせたり、混乱し

「貴様ら!よくも死んだバルデル様や団員達を利用してくれたな!若!何故御父上の死をも利用したそんな奴等の味方をするのですか!?」

ガレスは怒りの表情で声を上げてランディを見つめた。



「……まさかここ
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