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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜叡智の策〜
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ゃったな!」

セリカに続くようにリタ、レシェンテも同じ書状を出した後片手に持った状態で広げて言い

「――――そして私達もメンフィル帝国から委任状を貰っているわ。―――プリネ姫に危害を加えようとした者達が現れた際、セリカ・シルフィル殿以下3名と協力してプリネ姫を守るようにと。」

さらにルファディエルも書状を出した後片手に持った状態で広げて言い

「くかかかかっ!まんまと罠にひっかかてやがるぜ!」

「あっははははっ!そういう事だからあたい達は殺しはできなくても、あんた達と存分に戦えるって訳さ!」

「―――銀の言う通り、お前達の相手はあまりにも悪すぎた。」

「大人しく縛につくがいい!」

「フハハははハッ!少シは楽シまセロよッ!!」

ルファディエルに続くようにギレゼル、エルンスト、ラグタス、メヒーシャ、ラテンニールもそれぞれ書状を出して言った!



「!!!」

「馬鹿なっ!?メンフィル帝国がだと……!?我々が一体いつ、”姫君の中の姫君(プリンセスオブプリンセス)”に危害を加えようとした!?いいがかりにも程があるぞ!?」

セリカ達が出した書状を見たツァオは目を見開き、ラウは声を上げて反論したが

「―――無駄ですよ。今この場でプリネ姫と対峙した時点で私達は完全に罠にはまっています。……テロリスト達の処遇を巡ってプリネ姫と対峙したという事実を盾にされてしまっては例え大統領閣下でも庇いきれないでしょう。どうやら黒月どころかカルバードをも敵に回し、敵となったカルバードや黒月にはメンフィルをぶつける算段のようですね?まさかメンフィルと手を組んで、ここまで強引かつ大胆な真似をしてくるとは予想していませんでしたよ……!」

ツァオは疲れた表情で推測した後怒りの表情でルファディエル達を睨みつけ

「フフ、イリーナ皇妃がクロスベル出身者かつ局長達の知り合いの中にメンフィル帝国の皇族やセリカ達がいた事が運の尽きね。―――さてと。それじゃあ、黒月をクロスベルから一掃する”第一段階”を始めましょうか。―――セリカ、レオンハルト少佐。貴方達2人はツァオとラウを相手してもらっていいかしら?」

睨まれたルファディエルは微笑みながら言った後セリカとレーヴェに指示をし

「ああ。」

「フッ、”白蘭竜”ではないのは残念だが、まあいいだろう。」

ルファディエルの指示に二人は頷いた後それぞれが相手する敵と対峙し

「”風の剣聖”をも越えると言われる”嵐の剣神”セリカ・シルフィルと”執行者”の中でもトップクラスの強さを持つ”剣帝”を私とラウにぶつけてくるとは!徹底していますね……!」

「クッ……!一体、いつ、どこで”嵐の剣神”達とメンフィル、クロスベル警察が手を組んだんだ……!?」


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