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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜叡智の策〜
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ルは不敵な笑みを浮かべて言い
「!!」
ルファディエルの言葉を聞いたツァオが目を見開いたその時!
「……ようやく俺達の出番か。」
「フフ、待ちくたびれちゃいましたね。」
「全く、行動するのが遅すぎじゃぞ!!」
なんとセリカ、リタ、レシェンテがツァオ達の背後から現れ、ルファディエル達と共にツァオ達を挟み撃ちした!
「あ、”嵐の剣神”に”真銀の霊女”、それに”紅き魔女”だと!?」
セリカ達を見たラウは信じられない表情で声を上げ
「馬鹿なっ!?一体どうやって我々の背後に……!」
ツァオは驚きの表情で声を上げた。
「姿を隠すアーツをそれぞれかけ続け、さらに物陰で気配を断って隠れていたのよ。」
「姿を隠すアーツ――――ホロウスフィアか……!」
ルファディエルの説明を聞いたラウは驚きの表情で声を上げた。するとその時ルファディエルは杖を掲げ、ルファディエルが杖を掲げるとそれぞれ通路へと続く道が魔力によってできた光の壁によって防がれた!
「………どうやら本当に我々と敵対するつもりのようですね?我々に手を出せば”どうなるか”、わかっているのですか?」
それを見たツァオは表情を歪めながらルファディエル達を睨んで尋ねた。
「あら……メンフィル帝国の姫君に危害を加えようとした貴方達がよくそんな強気に出られるわね?」
「……?――――!!な、何故貴女がこんな所にいらっしゃっているのですか……!?”姫君の中の
姫君
(
プリンセスオブプリンセス
)
”―――プリネ皇女!!」
「しかも”剣帝”までいるだと!?」
しかしルファディエルの問いかけを聞いて眉を顰めた後プリネに気付いて信じられない表情で声を上げ、レーヴェに気付いたラウは驚いた。
「私は現在、トールズ士官学院特科クラス”Z組”の”特別実習”の一環として”特務支援課”に出向し、この場にいる………―――それだけです。」
「なっ…………」
静かな表情で答えたプリネの話を聞いたツァオは信じられない表情をし
「―――”傭兵”セリカ・シルフィル殿。何故貴方方がここに姿を現したのか彼らに教えてあげて下さい。」
そこに畳みかけるようにルファディエルがセリカに視線を向けた。
「ああ。――――俺達はメンフィル帝国から”通商会議”の期間中、プリネ・カリン・マーシルン皇女の護衛の依頼を請けている。当然、皇女に危害を加えようとした者達に対しては拘束及び処刑の委任状も渡されている。」
ルファディエルに視線を向けられたセリカは頷いた後懐から何かが書かれた書状を出した後片手に持った状態で広げて言い
「ちなみに私達も主と同じですよ。」
「うむ!残念じ
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