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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜二大国の想定外〜前篇
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にルイーネ、エルミナ、エルファティシアは武器を構えた!
「こ、こいつら……!」
「ぜ、全員全く隙が見えないぞ……!?」
ヴァイス達の覇気や闘気をまともに受けたテロリスト達は唇を噛みしめ
「”あの男”の首を取るまでは絶対に捕まる訳にはいかん!奥の手を使わせてもらおう……!」
ギデオンは静かな口調で呟いた後懐から何かの小型装置を押してボタンを押した!
「ど、同志”G”……?」
「何故”Cユニット”を取り付けた警備隊の装甲車が来ないんだ!?」
しかし何も起こらない事にテロリスト達は混乱し
「……………?なっ……何故何も起こらない!?クッ、まさか故障か!?」
ギデオンはある場所を見つめて信じられない表情で声を上げた。
「フッ、お前達の”切り札”なら既に無力化したぞ?」
ギデオン達の様子を見たヴァイスは静かな笑みを浮かべて答え
「なあっ!?」
ヴァイスの答えを聞いたギデオンが驚いたその時!
「そういう事だ!貴様らの命運もここで尽きたと言う訳だ!」
「まあ、装甲車を壊したのはメティだけどね〜。」
「フフ、当てが外れたようだな?」
ギデオンが見つめていた方向からメティサーナがセリカの使い魔であり”睡魔族”であるリリエムと”
龍人
(
ナーガ
)
族”の王女であるリ・クアルーと共に現れた!
「さ〜てと……俺の警備隊から装甲車をかっぱらった罪も合わせてこの場で徹底的に罰してやるぜ!」
「うふふ、死んだ方がマシと思った方がいいくらいの”お仕置き”をしてあげるから、覚悟してね♪」
そしてギュランドロスは獰猛な笑みを浮かべて膨大な威圧を纏って微笑むルイーネと共にギデオン達を見つめ
「ヒッ!?」
「ば、”化物”……!」
二人の覇気や闘気に圧されたテロリスト達は悲鳴を上げ
「怯むな!我ら、”帝国解放戦線”の底力、見せてやれ!必ずこの場を切り抜けるぞ!」
ギデオンは銃を取り出して号令をかけてヴァイス達との戦闘を開始した!
こうしてルファディエル達とヴァイス達は両国のテロリスト達との戦闘を開始した……………!
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