第116話
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ケビン達と共に庭園に戻ったユリア大尉とヨシュア、バダックはそれぞれが持つ封印石を解放した。
〜隠者の庭園〜
「光が4つ………?」
「ふむ………もしかして。」
光の数と封印石の数がおかしい事にリースが首を傾げている一方ケビンは察しがついた様子で見守っていた。そして光の球は降りて来て、それぞれからクローゼとジーク、メイド姿のカリン、金髪の女性が現れた!
「ピュイ………?」
「い、今のは………」
「一体何が起こったの……?」
「何だったのですか、今の光は……」
光の球から現れたジーク達は自分達の状況にそれぞれ戸惑っていたが目の前にいる人物達に気付いた。
「ユリアさん………?確かアルセイユの演習に行かれていたのでは………え?カ、カリンさん??」
「ヨシュア……?いつリベールに戻ってきたのかしら……?え……王太女殿下……?」
「え……お、お父様!?わ、私、夢でも見ているのかしら……?」
クローゼとカリンはそれぞれ目の前にいるユリア大尉とヨシュアに訊ねた後お互いを見て戸惑い、金髪の女性はバダックを見て信じられない表情をした後呆けた表情をした。
「………殿下………本当にご無事でよかった………はは、それに………ジークまで一緒だったとはな。」
「ピュイ?」
ユリア大尉は安堵の表情をした後、苦笑してジークを見つめ、見つめられたジークは首を傾げた。
「本当に無事でよかったよ………姉さん。」
「”夢でも見ている”、か……フッ、確かに事情も知らなければ、普通はそう思うな。」
ヨシュアは安堵の表情でカリンを見つめ、バダックは静かな笑みを浮かべた後懐かしそうな表情で金髪の女性を見つめた。
「えっと、その………いったい何がどうなって……え………」
「!?ここは一体………?」
「中将!?それにアニスまで……これは一体どういう状況なのですか??」
突然の状況に戸惑っていたクローゼだったがユリア大尉の背後にいるケビン達に気づくと驚き、周囲の状況に気づいたカリンは驚いた様子で声を上げ、ケビン達と共にいるジェイドとアニスに気づいた金髪の女性は信じられない表情をした後二人に訊ねた。
「はは………二人ともどうも、ご無沙汰してます。」
「あ、あのあの………お久しぶりです、クローゼさん!カリンさん!」
「………………」
そしてケビンが挨拶を始めたのをきっかけにティータは嬉しそうな表情で挨拶をし、ミュラー少佐は軽く頭を下げ
「えっと、その………妙なトコで再会するもんだね。」
「フフ、2人ともこうして実際に会うのは久しぶりね。」
「新しい道を歩み始めた二人のそれぞれの服装、中々似合っ
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