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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第141話
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々も追撃に出るぞ!敵は2組……手分けする必要がある!」

「了解しました!」

「アイアイ・サー!」

その後ロイド達はエレベーターに乗り、最深部に向かい始めた。



〜エレベーター内〜



「ええ……ええ……わかりました。そこまでわかれば十分です。ご苦労でした、ヨナ。それではまた後で―――」

「ヨナはなんて……?」

通信を終えたティオにロイドは尋ねた。



「テロリストたちの逃走ルートを割り出せたそうです。オルキスタワー基部―――そこからジオフロント方面に逃走したみたいですね。」

「ルファ姉の推測通りの行動だな……」

「さすがルファディエル姐さんだな!」

「こ、怖いくらいに的中していますよね?」

「え、ええ。テロリストの襲撃から逃走ルートまで全て的中しているし……」

「フフ、テロリスト達からすれば、まさか自分達の行動が局長やルファディエルさん達の掌の上で踊っているとは夢にも思わないだろうねぇ?」

「アハハ……確かにそうですね。」

ティオの答えを聞いたロイドは苦笑し、ランディは笑顔で答え、ノエルとエリィは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、静かな笑みを浮かべて言ったワジの言葉にツーヤは苦笑していた。



「はい、はい……!了解しました……!こちらもできるだけ早く合流できるように急行しますので、ご武運を……!――――局長に確認を取った所、ジオフロントC区画にはプリネ姫と”剣帝”と共にルファディエル達が待ち構え、D区画には局長達―――”六銃士”全員とノウゲートがそれぞれ地上へ向かう為に必ず通る必要がある広間で待ち構えているそうだ。」

「そうですか……!」

「おし!これで袋の鼠だな!」

「ええ。これでテロリスト達の逃げ場はありませんね……!」

通信を終えたダドリーの話を聞いたロイドは明るい表情をし、ランディは真剣な表情で声を上げ、ツーヤはランディの言葉に頷いた。



「先程から疑問に思っていたがまさか警察と警備隊はテロリスト達の襲撃や行動を予め予測していたのか?今までの動きや別働隊がテロリスト達の逃走ルートに待ち構えている事を考えるとそうとしか考えられんが……」

その時事情がわからないアリオスは不思議そうな表情で尋ねた。

「はい、テロリスト達の襲撃から逃走ルートまで全てルファディエルさんが推理していたんです。」

「それで予め局長や司令達に相談していたみたいで、そのお蔭でテロリスト達をここまで追い詰める事ができたと思います。」

「何っ!?襲撃どころか、暗殺に失敗した際の逃走ルートの確保まで全てルファディエルが推測していただと!?」

エリィとノエルの説明を聞いたアリオスは信じられない表情で声を上
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