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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第140話
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ーから離れさせた後シャッターに何かを仕掛けた。

「あれは一体……?」

「!まさか……!」

警備隊員が仕掛けている何かにピエール副局長が警官と共に首を傾げている中、何かを察した警備隊員が驚いたその時、ミレイユ三尉はシャッターに何かを仕掛け終えた部下達と共にシャッターから離れ

「”起動(イグニッション)”!」

「イエス・マム!」

ミレイユ三尉の号令によって、警備隊員達はライフルを撃った。するとシャッターに仕掛けられた何かは一斉に爆発し、爆発による煙が消えるとシャッターに人一人は余裕で入れる程の大きな穴が開いていた!



「おおっ……!」

「先に進めるぞ……!」

シャッターに開いた穴を見たピエール副局長は警官達と共に明るい表情をし

「け、携帯用の高性能爆薬……」

「い、一体いつの間に用意したんだ、ベルガード門の連中は!?」

警備隊員達は驚きの表情でミレイユ三尉達を見つめていた。



「―――通路に到着次第テロリスト達との交戦に入る!何人たりとも後ろに通すな!」

「イエス・マム!」

そしてミレイユ三尉の命令に答えた警備隊員達は次々とシャッターに空いた穴を通って迅速に通路に向かい始めた!

「あ―――」

「これは……とんでもない事になったね。」

(これも全てルファディエルさんの推測通り……本当に恐ろしい人ですね、あの人は……)

一方テロリスト達の登場にエリィは声を上げ、ワジは厳しい表情をし、ツーヤは真剣な表情で黙り込んでいた。

「……オルキスタワーの制御を奪われたようです。昨日のハッカーの仕業かもしれません。」

ティオは自分の推測をロイド達に言った。

「くっ、俺達も行くぞ!とにかく35Fに降りて首脳達の安全を確保しないと!」

「―――了解です!」

「エレベーターが駄目なら非常階段しかなさそうだな!」

ロイドの指示にノエルとランディは力強く頷いた。そしてロイド達は35Fに向かう為に非常階段に急行したがシャッターによって道を防がれていた。



「さ、さっきまで通れたはずなのに……!」

閉まっているシャッターを見たノエルは信じられない表情で呟き

「ティオ、行けるか?」

「……何とかやってみます。」

ロイドに言われたティオはシャッター脇のコネクタに導力ケーブルを接続した。



「………………少々やっかいですね。でも、これなら何とか……」

ティオが端末を操作するとシャッターが開いた。

「開いた……!」

「さすがティオすけ!」

「こんな短時間で解除するなんてさすがティオちゃんだね……!」

それを見たエリィは明るい表情をし、ランディは称賛し、ツーヤ
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