暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第139話
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
いっそリィンがエリゼちゃんの強さに追いつけるか賭けをしねぇか!?」
「あのですね……俺とエリゼを賭け事の対象にしないで下さい!」
クロウの提案を聞いたリィンは呆れた表情で指摘したが
「それ以前にそのような分の悪い賭け等、誰も乗らないと思うがな。」
「ちょっ、ユーシス!?それってどういう意味だよ!?」
ユーシスの指摘を聞いたリィンは慌てた表情で声を上げたが
「………あ、思い出した。確か最近エリスがエリゼに剣術や魔術を習っていた所を見た事があるよ。」
「え”。」
エヴリーヌの話を聞いて表情を引き攣らせた。
「ええっ!?って事はエリスちゃんまでエリゼちゃんのように強くなっているのかな……?」
「さすがにエリゼ並みではないにしても、それなりに腕は上がっているかもしれないな。」
「リィン、このままだとエリスにも負けるんじゃないの?」
「ま、まあ姉のエリゼ君自身がとんでもない強さだしな……」
「フッ、ありえない話ではないな。」
「え、えっと……頑張ってください、リィンお兄様!」
「………………………」
そしてクラスメイト達に注目されたリィンは大量の冷や汗をかいて表情を引き攣らせて黙り込んでいた。
「全く。相変わらず緊張感が欠けているな……」
その様子を見守っていたナイトハルト少佐は呆れた後サラ教官に視線を向けた。
「あら?あたしに何か言いたい事でも?リラックスする事は良い事だと思いますけど?」
「確かにそうだが、力を抜くにしても時と場合による。」
そしてサラ教官とナイトハルト少佐は互いに睨み合い、その様子を見守っていたリィン達は冷や汗をかいた。
こうして午後の特別講義は終わり……いよいよ要塞に搭載されてある”列車砲”の見学の時間が近づいてきたその時、”通商会議”の真っ最中であるクロスベル自治州の”オルキスタワー”に異変が起ころうとしていた…………
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ