新暦76年
memory:04 正しいこと
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たことで知った。それを悠莉に伝えるとため息をつきながらも教えてくれた。説明が終わると同時に私とヴィータとシグナムの怒声が響いた。
そりゃそうや、何も言わずに戦場に飛び込んでいったなんて知ったら心配して怒るに決まっとる。その後、悠莉のことは私をはじめ、各部隊の隊長・副隊長、ヴィヴィオのみの極秘のものとなった。
これで吹っ切れたのか、悠莉はフォワードメンバーと一緒に訓練を参加するようになった。見た感じ、一生懸命頑張ってるように見える反面、無理をしているようにも感じた。
「……力がなければ何も守れないから…大切な人たちを守れる大きな力がほしい。それにいざという時に手札は多いにこしたことはない、か」
あの時、何を選んだら正しかったんかはわからん。だけど悠莉にあんな思いをもうさせへん。そのためにも楽しそうに嬉しそうに笑っていられるように頑張らんなあかんな。
-side end-
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