第1章 旧校舎のディアボロス
接触
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。久しぶりだね、リアスちゃん」
「あ、空!久しぶり!なんでここーーー」
リアスちゃんは驚愕の声音で言う。だが、その声を遮るように言う。
「今は俺たちの事よりイッセーの事を頼む。それでも俺の友人だからな。また、後日にイッセーと一緒に呼んでくれ」
「ええ、わかったわ」
それだけ言い、俺と信奈はその場を去った。
眷属には俺とリアスちゃんの関係はちゃんと言ってあるのだが、なぜか信奈は過ごし怒っている様に見えた。
急に手を繋いできたので握り返したら、顔を赤く染めていた。夕暮れの空の色の様に。
イッセーside
ぐふふ。夕麻ちゃん、かわいいな。こんな巨乳美少女と手を繋いで歩けるなんて夢の様だ。俺も偉くなったものだな。松田と元浜には悪いが俺は大人の階段を上るぜ!
町外れにある公園の噴水の近くに着くと、夕麻ちゃんが手を振りほどき、目の前に立つ。
「私のお願い聞いてくれないかな?」
「なにかな?」
お願いってなんだろ。まさかキスゥゥウウウ。
刹那、服が脱げていき、背中に羽が生えていた。
おっぱい!
真っ黒い羽。例えるならば・・・カラス。
「死んでくれないかな」
「へっ?」
何かの冗談かな?
抜けた様な返事になってしまった。
「楽しかったわ。あなたと過ごした初々しい子供の日々」
夕麻ちゃんの声は冷たい。手元には一本の槍が現れた。光っている槍。
その槍を俺にめがけて投げた。
だが、その槍は金髪の女の子によって切り刻まれ、夕麻ちゃんは男の手によって殴り飛ばされていた。
ドン!
「ぐはっ!」
俺は倒れてしまった。
背中に何か刺さったような感じがする。
めちゃめちゃ痛い。こんな痛みは感じたことねぇ。
辺りには鮮血が。俺の血だ。腹は穴が空いている。血。リアス先輩と同じ紅い。どうせ死ぬならあの人の胸の中で死にたかった。
俺の視界に三人くらいの人が映りこみ、意識が暗闇へと落ちていった。
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