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赤とオレンジ
第1章 旧校舎のディアボロス
接触
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うまでもない。この事は眷属の皆にも伝えられ、信奈やアリサにしばかれた。この時の記憶だけは吹っ飛んでいる。ただ『怖かった』としか覚えてない

・・・なんでこんなにやられるんだ。

ボコボコにされた体をエリザベスが治療してくれたのは言うまでもない。


こんな慌しい、朝を過ごして、駒王学園へ向かった。



この駒王学園は男女比率が3:7の学校だ。以前までは女子高だった。そのため女性のほうが多いのだ。偏差値も高めの学校であるため入学も容易ではないらしい。俺たちは去年サーゼクスさんの計らいで特待生として入学したからテストとかは受けてない。軽い面接は形式として受けただけだ。

今年のクラス分けの表を見ていると、俺たち四人は同じクラスのようだ。そして・・・性欲の権化イッセー・セクハラパパラッチ松田・スリーサイズスカウター元浜も同じクラスだった。入学してすぐにこのあだ名をつけられていた。三人合わせてエロバカトリオというのも不名誉過ぎる名だ。
入学した初日こそエリザベスたちに目をつけていたようだが、俺がOHANASHIしたらそんな事はなくなった。
それから軽く話す仲になったのだが、エロいところを除けばいいやつらだ。エロいところを除けばな!重要なところだから二回言ったぞ!


数日後、エリザベスとアリサは日直ということで学校に残っているので、信奈と一緒に帰宅している最中のことだった。

驚くべき現場に遭遇してしまった。

「好きです!わ、私と・・・付き合ってください!」

ーーーイッセーが歩道橋の上で黒髪の長髪の巨乳美少女から告白されているのだ。


これには俺も信奈もビックリして何度も目をパチパチとしてしまったものだ。

「あれはどういうこと!?」

「俺に言われてもわからない」

信奈が小声で指を指しながら俺に聞くのだが、俺に言われてもわからない。
だが、あの女は堕天使。それは信奈も分かっていることだろう。

「「神器が狙いか」」

声を一致させ、意見が合った。
やはり信奈もわかったようだ。

「今度の休みにデートしよう!だめ?」

「だめなものか!いいに決まってるだろ!」

「よかった!デート楽しみにしているね!」

イッセーは手を振って堕天使を見送って行った。


「ねぇ?空。私たちも次の休みに二人でデートしない?もちろん、兵藤の護衛を兼ねてね」

「二人か?構わんぞ?」

俺と信奈の二人っきりのデートを次の休みに行く事になった。護衛も兼ねてだが。信奈と二人っきりでデートは久しぶりだ。他の人がいると信奈はツンツンしてるから、信奈から誘ってくれるのは新鮮だ。


〜〜次の休み〜〜


予定通り俺と信奈はイッセーのデートを追跡している。
何々?最初は
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