外伝〜冥界の守護者達との再会〜
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願いだと?一体それはなんだ?」
リタの頼みにリウイは意外そうな表情をして尋ねた。
「ナベリウスによるとタルタロス様の命により、しばらく異世界を調べて来て欲しいそうです。ですから私を異世界に連れて行ってもらえませんか?」
「え…………!どうしましょう、お父様。」
リタの頼みに驚いたプリネはリウイを見た。見られたリウイはナベリウスをじっと見て尋ねた。
「………それが”冥王”の………冥界の意向か?」
「………うん………」
リウイに見られたナベリウスは頷いた。
「…………わかった。好きにしろ。」
「ありがとうございます。………しばらくお世話になるね、プリネちゃん。」
「はい。私でよければ、色々教えますね、リタさん。」
「アハハ……まさかリタが一緒について来るなんてね……その内、セリカやハイシェラと会う時が来るかもしれないね。」
「……セリカはいいとして、ハイシェラと再会するのは結構だ!」
ペルルの苦笑に頷いたアムドシアスはある人物の事を思い浮かべて、苦い顔をした。そしてリタはナベリウスから調査する内容等を聞いた後リウイ達の傍に行って、ナベリウスに言った。
「じゃあ、しばらく留守にするわね、ナベリウス。」
「行って………らっしゃい………」
こうしてリウイ達は新たな同行者を加えて、メンフィルへと帰還した………
一方その頃、3箇所に装置を置いたエステル達は博士に報告するために中央工房に向かった………
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