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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第138話
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いたばかりなのに朝早くから動いて大丈夫か?何だったら午前中はゆっくりしててくれても―――」
一方ロイドはある事を提案しかけたが
「ジロッ………」
「スミマセン、つい。」
ジト目のティオに睨まれ、謝罪した。
「……まったく。」
「はは、何だかティオすけが戻ってきたって感じだな。」
「ふふ……そうね。やっぱり端末前にはティオちゃんがいる方がしっくりくる感じだし。」
ロイドの様子を見て溜息を吐いたティオを見たランディとエリィは口元に笑みを浮かべたり、微笑んでいたりした。
「ふふっ、やっぱり皆さん、息が合ってますよね。とりあえず………これで後はセティちゃん達が帰ってくれば、新生・特務支援課のフルメンバーになりますね。」
「フフ、リーダーとしてなかなか感慨深いんじゃない?」
「ああ……そうだな。―――とにかくティオ。改めてよろしく頼むよ。それと大変な時にわざわざ戻ってきてくれてありがとう。」
「はい、こちらこそ改めてよろしくお願いします。」
「はは、何だかテンション、上がってきちまったな。」
「クク……調子が出て何よりだ。ま、その元気がありゃあ通商会議の空気にも呑まれることはねぇだろ。お前達のやり方で警備の役に立ってくるといい。」
「了解です。」
「課長の方はこれから警察本部で待機でしたか?」
セルゲイの言葉にロイドは頷き、エリィは尋ねた。
「ああ、各方面との折衝を押し付けられちまったからな。バックアップには回るがオルキスタワーの警備には直接参加はしないだろう。ただ、何かあったらお前達にも必ず連絡する。」
「……助かります。」
「よろしくお願いします!」
「おお、それじゃあ先に行くぞ。」
そしてセルゲイはロイド達から去って行った。
「それにしても……局長やルファ姉達の秘密行動がテロリスト達の襲撃を防ぐ事はわかったけど、どうやって”赤い星座”と”黒月”を逮捕する口実を作るつもりなんだ?」
「ツーヤさんは何も聞いていないのかしら?プリネさんとレーヴェさんがルファディエルさん達と一緒にジオフロントで待機している事を考えると、知っているとしか思えないのだけど……」
ロイドが考え込んでいる中、エリィは尋ねた。
「ええ、その事に関して皆さんに話す事はできませんが具体的な内容も全て知っていますよ。―――唯一つ、言えるとしたら今回の作戦によって、エレボニア、カルバードの二大国はクロスベルに干渉しにくくなりますね。」
「ええっ!?」
「フフ、一体どんなえげつない作戦を考えているんだろうね?」
ツーヤの推測を聞いたノエルは驚き、ワジは興味ありげな表情をし
「……
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