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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第138話
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ュランドロス達やセリカ達にも話を通し、それぞれから了解の意を取れてる。これで明日は完璧な布陣で挑める。―――ロイド、感謝するぞ。これほどまでの策略家と共にいる事に。」
「は、はあ……?」
「ええっ!?」
「や、やっぱり局長の話に乗ったんですか、司令〜………」
ダドリーの言葉に頷いた後自分を見つめて言ったヴァイスの言葉にロイドは戸惑い、エリィは驚き、ノエルは表情を引き攣らせた後溜息を吐き
「え……?セリカさん達……?あの、一体どういう話になっているんですか??」
事情が全くわからないティオは不思議そうな表情をした。
「フフ、後でロイド達に説明してもらいなさい。……そうそう、ティオ。せっかく帰ってきたのなら、ちょうどいいわ。明日、私や局長は別行動をするから、その時に将軍とラテンニールの力を貸してもらってもいいかしら?後、エリィはメヒーシャを、ランディはエルンストの力を貸してもらっていいかしら?それとロイドはギレゼルを。」
口元に笑みを浮かべたルファディエルがティオを見つめて言った後エリィやランディ、ロイドに視線を向けた。
「は、はあ?別に構いませんが……」
「……わかった。」
「……わかりました。」
「俺はルファディエル姐さんを信じていますので存分にこき使ってやってください!」
ルファディエルの言葉を聞いたティオは戸惑いながら頷き、ロイドとエリィは静かな表情で頷き、ランディは真剣な表情で言った。
「――――ルファディエル。貴様が考えたとかいう策で本当にあの”赤い星座”と”黒月”をこのクロスベルから叩き出せるのか?プリネ姫達も関わっている所を見るとどうやらメンフィルもお前の策とやらに関わっているようだが。」
「フフ、鋭いわね。貴方の推理通り、今回の策……メンフィルの協力も取り付けているわ。後は彼らが罠にかかるのを待つだけよ。」
ダドリーに尋ねられたルファディエルは微笑みながら頷いた。
「ええっ!?」
「メ、メンフィルの協力を取り付けたんですか!?い、一体どうやって……」
「さすがルファディエルさんッス!」
「フフ、一体どんな暗躍をしているのか非常に気になるねぇ?」
「え………一体何がどうなっているんですか……!?」
ルファディエルの答えを聞いたロイドとノエルは驚き、ランディは嬉しそうな表情で声を上げ、ワジは興味ありげな表情をし、ティオは混乱し
「……あの、レーヴェさん。メンフィルはどうして協力してくれるのですか……?」
考え込んでいたエリィはレーヴェに尋ねた。
「――今は明確な答えは教えられないが、一つだけ言っておく。今回の策を考えた”叡智”の策はクロスベル、メンフィルの双方に
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