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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第138話
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え込み、エルファティシアは尋ねた。
「”赤い星座”か”黒月”、またはエレボニア政府かカルバード政府……どれもありえそうだけど、より現実味のありそうな連中がいる。2大国のテロリストたちさ。」
「クローディア殿下とオリヴァルト皇子から聞いた……」
「それぞれの国のトップを狙う2グループのテロリストどもか。」
ロイドの説明を聞いたエリィとランディは表情を厳しくし
「確かにビルの構成図があれば死角を狙えるかもしれませんね……」
(ほう?)
ノエルは考え込み、ロイドの推測を聞いたレーヴェは感心した様子で見守っていた。
「もちろん、偽装情報の可能性もあるでしょうが……やはり明日、オルキスタワーで何かが起きる可能性は高くなったと言えると思います。タワー周辺の警備でもいいので参加させてもらえないでしょうか?」
「クク、なるほどな。ダドリー、どうだ?」
「俺はいいと思うぞ?」
「ふう……まあ、いいでしょう。―――明日の正午ちょうどにオルキスタワー1Fに来るがいい。予備の警備要員として通商会議の現場に入れてやる。」
セルゲイとヴァイスに言われたダドリーは溜息を吐いた後ロイド達に言った。
「え……」
「おっと、会場の方かよ。」
「へえ……気前がいいね?」
「フフ、昔の貴方とは大違いね。」
ダドリーの話を聞いたロイドとランディは驚き、ワジとルファディエルは静かな笑みを浮かべた。
「カン違いするな。あくまで予備の要員としてだ。市長暗殺未遂事件でも偶然とはいえ役には立ったし、導力ネットに詳しい人間もいる。万が一の保険程度だからせいぜい弁えておくがいい。」
「りょ、了解しました!」
「謹んで拝命します!」
「フフ、みんな頑張りなさいね。」
「え………」
「エルファティシアさん達は参加しないのですか?」
エルファティシアの言葉を聞いたエリィは驚き、ティオは尋ねた。
「ええ。私やヴァイスハイト達は貴方達とは別行動よ。」
「―――それと明日は俺とプリネ皇女はツェリンダー局長達と共に行動する事になっている。その事を報告する為に俺はここに来た。」
「プリネさんとレーヴェさんが局長達とですか……!?」
エルファティシアと共に答えたレーヴェの説明を聞いたロイドは驚き
「やはり”特別実習”とやらでプリネ姫達がクロスベルに来たのは局長達も絡んでいましたか……一体何をするつもりですか、局長。バニングスからルファディエルの策の話の件を聞きましたが、まさか本当に実行するおつもりなのですか?」
ダドリーは真剣な表情で呟いた後ヴァイスを見つめて尋ねた。
「ああ。―――既にギ
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