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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第136話
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使われてるんだって?帝国でも普及しないかね。」

「有線で通信を送る設備が必要らしいからな。帝国の国土の広さじゃ相当先になりそうだってよ。」

整備士達が雑談をしていると、端末から音が鳴った。



「なんだ……?」

「導力メール……司令部から?」

端末に来たメールに気付いた整備士は端末を操作して仲間達と共にメールの内容を読み

「おいおい、マジかよ!?」

「ああもう、これだから導力ネットってやつは!24時間、関係ナシかよ!」

メールの内容を知った後それぞれ文句を言い始めた。



「なんだなんだ、どうした?」

その時戦車の整備をしていた整備士達が近づいてきた。

「どうしたもこうしたも……明日、追加演習があるらしい。」

「明日までに20台のアハツェンに”Cユニット”を付けろだってよ。」

「うげっ、マジか!?」

「徹夜確定じゃないか!?」

「そもそも”Cユニット”って、そんなに残っていないだろう!?」

仕事が増えた事を知った整備士達はそれぞれ表情を青褪めさせた。



「いや……今日の夕方貨物便で運ばれたばかりだ。ちょうど20個だったな。」

そして端末を見ていた整備士が立ち上がって情報を口にするとその場にいる全員は冷や汗をかいた。

「―――仕方ない、やるか……」

「くそ〜……!せめてシャワーだけでも!」

「食堂で夜食とコーヒーでも頼んでくるか……」

残業が確定した事に肩を落としながら整備士達は仕事を始めた。



一方その頃ヨナの依頼を受け、ジオフロントに潜ったロイド達はヨナがかつて占有していた部屋の前に到着した。



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