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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第136話
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、”ブレイサーロード”達が生身で戦車を破壊していたしね。」

「ま、まあエステルさん達の場合は色々と”特別”ですけどね……」

マキアスとフィーは静かな表情で頷き、エマは苦笑しながら言った。



「いや〜、なかなか盛り上がってるみたいね。」

その時サラ教官が食堂に入ってきた。



「サラ教官……」

「お話は終わったんですか?」

「ええ、クロスベルの通商会議の情報とかも仕入れてきたわ。それと……テロリストの最新情報もね。」

「……!」

「”帝国解放戦線”か……」

サラ教官の話を聞いたリィン達は表情を引き締めた。



「――明日の予定を伝えるわ。午前中は、正規軍の行う基礎体力トレーニングに参加。午後からは特別講義と合わせて一通りの情報を教えてあげる。そしてその後は―――”列車砲”の見学許可も出たわ。」

「……そうですか……」

サラ教官の説明を聞いたアリサは複雑そうな表情をし

「ちょっと楽しみかも。」

「いや〜、なかなか盛りだくさんじゃねえか。」

フィーとクロウは興味ありげな表情をしていた。



「ま、せっかく君達をわざわざ連れて来たからね。―――どんな国も多かれ少なかれ軍隊と言う”力”を持っている。そしてこのガレリア要塞はものすごくわかりやすい形でその”力”を保持しているわ。帝国の士官学院に在籍する以上、君達は知る必要がある―――帝国が現時点で持ち、自分達が将来扱うかもしれない”力の大きさ”についてを。」

「あ……………」

「…………」

「ふふ……さーてと、あたしも噂のハヤシライスを貰ってこよっと。それだけはイケるって聞いたからちょっと楽しみだったのよね〜。」

自分の話を聞いて呆けた表情をしているリィン達の様子に満足したサラ教官は自分の食事を取りに行った。



「……俺達もとっとと食べてしまうか。」

「ええ……ちょっと冷めちゃったけど。」

「おかわり貰おっかなー。あ、ユーシス。いらないならボクが貰っていい?」

「ええい!いるに決まってるだろう!」

「もぐもぐ、エヴリーヌも後でおかわりもらおうっと。」

「フフ、その前に口についているルーを取りますね。」

「ん。ありがと、セレーネ。」

リィン達が食事を再び取り始めたその頃、格納庫では整備員達が導力端末を操作していた。



〜格納庫〜



「よし、これでいいはずだ。おっしゃ、今日のノルマ終わり!」

「は〜、やれやれ。やっと風呂に入れるぜ。」

「ま、演習の前後だとどうしても修羅場だよな。導力ネットか……こいつが来てから資材管理とか相当ラクになったけど。

「たしかクロスベルじゃそこそこ
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