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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第135話
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らず躾がなっていないようだな?」

ダドリーは顔に青筋を立ててロイド達に視線を向けた。



「す、すみません。」

「キーアちゃん、この人はダドリーさんといって………」

ロイドが謝罪し、エリィがキーアにダドリーの事を説明しかけたその時

「うんっ、ダドリー!ひさしぶりだねー。元気だったー?」

キーアは無邪気な笑顔を見せてダドリーに尋ねた。



「フン、一課の捜査官たる者、体調は常に万全にしている。―――じゃなくて!呼び捨ては止めるがいい!」

「えー、ダメなのー?じゃあ、ダドリーおじさん?」

「誰がオジサンだ、誰がっ!」

ダドリーはキーアの無邪気な質問に何度も突込み

「ま、まあまあ。」

「はは、子供にしてみりゃ、十分オジサンだよなぁ。」

その様子を見たノエルとランディは苦笑しながら見守っていた。



「それでキーア。なんの用なんだい?」

「あ、そうだった。えっとね、ロイド達に通信が入ってるよー?」

「通信が?」

「あら、通信器のベルは鳴ってなかったみたいだけど……」

キーアの話を聞いたロイドは不思議そうな表情をし、エリィは意外そうな表情になった。



「あ、フツーのじゃなくてカオが出て来るほう。」

「端末の方か……キーア、よく操作がわかったな。」

キーアの説明を聞いたロイドは驚き

「でも、それだとしたらティオすけか?夕方連絡してきたみてぇだが。」

ランディは意外そうな表情で尋ねた。

「ううん、ソバカスのヒト。何だかカオが赤くなったり青くなったりしてるけどー。」

その後ロイドは仲間達と共に端末に向かい、通信を始めた。



「――遅いっての!まったく、いつまで待たせんだよ!」

「はは、悪い。それにしても久しぶりだな。元気でやっているの―――」

「あーもう、そんな挨拶はいいっての!アンタらに至急、頼みたいコトがあるんだ!今からボクのベースを見てきてくんねーか!?」

「え……」

「ベースって……あなたが寝泊まりしていた?」

通信相手の少年―――かつてはクロスベルのジオフロントの一角を占有してハッカーの仕事で生活をし続け、現在はエプスタイン財団で働いているヨナの話を聞いたロイドは驚き、エリィは尋ねた。



「ああ、ジオフロントB区画の第8制御端末のある場所さ!昨日から今日にかけてあの端末を勝手に使っているヤツがいるみたいなんだ!」

「勝手に使ってるって……」

「一体どうしてそんなことがわかったの?」

「つーか、ヨナ公。勝手に使っているのはお前だって同じじゃねーか。」

「そ、それはともかく!ボクの留守中、あの端末には強力なプロテク
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