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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜遊撃士訓練への参加要請〜前篇
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「そうね。本当なら支援課のみんなと対戦する事も考えていたけど……”剣帝”が一緒なら話は別だわ。」

「へ……」

エオリアの答えにロイドが呆けたその時

「せっかくこうしてかの”剣帝”とも手合わせをする機会が巡ってきたんだ。”執行者”の中でも相当の腕前を持つアンタと手合わせできる絶好の機会を逃す訳にはいかないよ。」

リンは不敵な笑みを浮かべてレーヴェを見つめた。



「え、えっと、もしかして次の相手は……」

「うふっ♪指名されちゃったみたいね♪」

「ア、アハハ……」

「正気か?そいつはかなり強いぞ?」

冷や汗をかいているエリィと共にエルファティシアはからかいの表情になってレーヴェを見つめ、プリネは苦笑し、メティサーナは不思議そうな表情をし

「ああ、次の対戦相手は私とエオリアのペアと”剣帝”。アンタとの対決でお願いするよ。」

「数は私達が上だけど、貴方ほどの使い手が自分が不利だとは言わないわよね?」

リンは頷いて答え、エオリアはレーヴェを挑発した。



「ほう?消耗している状態でこの俺とやり合おうとは……―――随分と舐められたものだな。」

一方レーヴェは興味ありげな表情をした後目を細めて二人と対峙し

「ふふ、別にアンタの事を舐めてはいないよ。―――()!」

リンは苦笑した後全身に闘気を纏った!



「凄い……力が迸ってる!」

「東方武術の”気功”か。……まあ、”不動”や”痩せ狼”ほどではないが。」

リンが纏っている闘気を見たエリィは驚き、レーヴェは静かに呟いた。



「ハハ、さすがにあの二人と比べれば私はまだまだだけど……そう簡単にはやられないよ?―――エオリア!」

「了解!」

リンの言葉に頷いたエオリアは治癒アーツで自分達の傷を完全回復した。



「メティちゃん、もう一回合図をお願い!」

「わかった。――両者、構え!」

メティサーナの号令によってそれぞれ武器を構えて対峙し

「―――始め!」

そしてメティサーナの号令を合図に模擬戦を開始した!



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