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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜遊撃士訓練への参加要請〜前篇
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ね。」
「確かにそうだな。」
「そうなると私かエルファティシアさんのどちらかだけど……ロイドはどちらをパートナーに選ぶのかしら?」
プリネとレーヴェの会話を聞いていたエリィは考え込んだ後ロイドに視線を向け
「ああ、そうだな……―――エリィ、一緒に戦ってくれるか?」
「え、ええ。私はいいけど、エルファティシアさんじゃなくていいのかしら?実力で言えば、エルファティシアさんが上だけど。」
ロイドの答えを聞いて戸惑った後尋ねた。
「ああ。組むとしたら支援課ができた当初からずっと一緒にやってきたメンバーの方が、連携しやすいしな。」
「わかったわ。」
ロイドの説明を聞いたエリィは納得したが
「あら♪恋人だから、息ピッタリになるの間違いじゃないかしら♪」
「エ、エルファティシアさん!」
「……お願いしますから、仕事中に茶化さないで下さい。」
からかいの表情で言ったエルファティシアの言葉にエリィは顔を赤らめて慌て、ロイドは呆れた表情で指摘した。
「フフ、どうやら決まったようね!」
「二人とも、武器を構えな。」
リンの言葉を合図にそれぞれのペアは武器を構え
「メティちゃん、合図をお願い。」
「わかった。―――――始め!」
メティサーナの号令を合図にロイドとエリィはリンとエオリアとの戦闘を開始した。カルバード共和国のある流派の武道―――”泰斗流”の技を修めているリンと様々な医療技術を駆使してリンの援護とロイドとエリィに対する攪乱攻撃をするエオリアのコンビは厄介だったが、ロイドとエリィは二人で協力して苦戦しつつ、二人を戦闘不能にした。
「―――そこまで!勝者、ロイド&エリィ!」
戦闘不能になった二人を見たメティサーナは終了の号令をかけ
「ふう……やったか?」
「ええ……でも、まだまだ余力を残しているみたいね。」
ロイドは安堵の表情をし、エリィが呟いたその時二人は立ち上がった。
「ふふ、驚いた。結構やるじゃないか。」
「うんうん、思っていた以上に息が合っててビックリしたわ。」
「あはは……余裕そうですね。」
自分達に感心するリンとエオリアを見たロイドは苦笑し
「二人ともクロスベルに所属している遊撃士だけあって、中々の腕前よね。」
「ああ。”嵐の銀閃”や”重剣”よりは腕は立つな。」
プリネとレーヴェは興味ありげな表情でリンとエオリアを見つめていた。
「ふふ、手を抜いたのは事実だがそんなに余裕ではないさ。ま、とにかくいいものを見せてもらったよ。」
「えっと……ではこれで訓練終了でいいんですよね?」
「ふふ、まあそう焦らないでおくれよ。」
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