2章 最終回 乙女達の挽歌9 武蔵の守護者現る前編
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戦いが始まり、花組は神王のパワーに圧倒されていた。
「ぐわあああ」
「お兄ちゃん」
「少尉」
「隊長」
「大神はん」
「ぐっ大丈夫だ皆、このくらい」
「フフどうした帝国華撃団、先ほどまでの勢いは?」
果たして花組は、超魔装機兵神王に勝てるのか?
「フフ、どうした帝国華撃団。貴様達の力はその程度か?」
「クッ京極、貴様」
大神が京極を、睨むが京極は無視をし、喋りだした。
「どうした、紫藤直哉よ余りの恐怖に声も出せぬか、そんな事でよく司令、が務まるな」
「京極貴様直哉馬鹿にするなよ」
「ほう珍しい、まさか貴様が紫藤直哉を庇うとはな、大神一郎よ」
そのころ紫藤直哉とさくらは・・・
神王と、念話で会話をしていた。
「それで僕達はどうしたらいいの?」
「普通に京極が操る私を倒して、偽装爆発で私が壊れたように、武蔵を崩壊させる」
「お前達と真宮寺姉弟には残って貰い、お前達と共に、試練を受けてもらう」
「成る程僕達4人が、試練を達成すればいいんだね」
「そう言うことだ」
「さあ、続きは京極を倒してからだ」
「ああ」
さくらちゃん行くよ」
「ええ、直哉君」
「行くぞ京極圭吾これで貴様を倒す!!」
「ぬう!!来るか、帝国華撃団」
「「大神さん皆行きますよ」」
「「「「帝都に我等のいるかぎり」」」」
「悪の栄えることはなし」
「たとえどんなに苦しい戦いでも」
「自分自身の力と」
「愛する力で戦う」
「そして勝利を掴むまで」
「僕たちは、決して負けない」
「それが帝国華撃団だぜ」
「俺たちは正義だ!!
「「悪を蹴散らし、正義を示せ!!」」
「「「「絶」」」」
「対」
「正」
「儀」
「帝」
「国」
「華」
「撃」
「団」
「ぐおおおお。この私が、負けるだとーー」
神王は、花組全員による一斉攻撃により、沈黙した。
「フフ、流石だ、帝国華撃団、だが私を倒した所で、何も代わらんぞ、何故なら何れまた、帝都に悪意を持つ者が現れるだろう」
「せいぜい、その時まで、この薄汚れた帝都での平和を楽しむがいい」
京極がそう言った直後、神王は予定通りの爆発をし始めた。
京極は爆発の中で自分の身が燃えてるにも、関わらず、不敵な笑みを最後まで浮べていた。
そして空中要塞武蔵も、神王の爆発で崩壊を始めていた。
急いで撤退準備を、始める花組だったが、誰もが間に合わない事を知りつつも、撤退を始める花組。
そんな時、花組の前にお迎えが来た。
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