南方接触事案
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午前6時に艦載機による偵察および先行打撃
航空母艦 方天から25機が発艦
午前6時38分に2機のみ着艦
操縦士の証言により敵は黒色で小型の飛翔兵器を使用しており、かつ他の23機の航空機は撃墜されたと予想されています。
午前7時に第一戦隊、第二戦隊による侵攻を開始
第一戦隊、第二戦隊共に霧の境界、北に6km地点に到着
同時に霧の中から人型の存在がおよそ60体出現(※以後"水鬼"と呼称。恐らくこれが水鬼との初の視覚的接触になります)。
水鬼は後背部や前腕部に装着されている火砲を発砲、第一戦隊、第二戦隊に攻撃を開始しました。
第一戦隊、第二戦隊も反撃を開始。
2時間に渡る交戦の末、第一戦隊、第二戦隊共に甚大な被害を受け退却を開始。
その後の水鬼の追撃により、更に被害は拡大しました。
水鬼による発砲はその口径の小ささにも関わらず着弾時には多大な破壊力を発揮し、それは艦にとって致命的なものでした。
被害状況
小笠原攻略艦隊 第一戦隊
航空母艦 方天 大破。戦闘地域を離脱後、帰還中に三宅島の東に10kmの地点で沈没
重軽傷者
762名 付近にいた哨戒艇と民間漁船による大規模な救出活動が行われました。
死者
538名
駆逐艦 氷雨 沈没
死者
239名 乗組員全員死亡
駆逐艦 日照雨 沈没
死者
250名 乗組員全員死亡
駆逐艦 雷霆 大破
重軽傷者
183名
死者
23名
軽巡洋艦 赤石 沈没
死者
337名 乗組員全員死亡
軽巡洋艦 早渕 沈没
死者
348名 乗組員全員死亡
戦艦 和泉 大破
重軽傷者
872名
死者
308名
小笠原攻略艦隊 第二戦隊
重巡洋艦 大雪 沈没
死者
825名 乗組員全員死亡
重巡洋艦 荒海 沈没
重軽傷者
10名 撤退中の戦艦 和泉の乗組員により救出
死者
801名
駆逐艦 霙 沈没
死者
223名 乗組員全員死亡
駆逐艦 霖 沈没
死者
248名 乗組員全員死亡
駆逐艦 秋霖 大破
重軽傷者
102名
死者
132名
戦艦 駿河 沈没
死者
937名 乗組員全員死亡
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沈む戦艦 駿河。駆逐艦 秋霖から撮影。1929年11月27日
聴取記録─1929年11月29日
伊賀崎特務調査員による聴取が行われました。
対象者:工藤修平 艦長
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