暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
外伝〜レン皇女との面会協力〜
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「…………仕方ないわね。ある程度仕事が片付いて暇ができたら、お姉ちゃんが貴方のお家に遊びに行ってあげるわ。」

抱き締めていたコリンから離れたレンが溜息を吐いた後口元に笑みを浮かべてコリンを見つめて言い

「ふえ……?」

「「え…………」」

レンの言葉を聞いたコリンは泣き止み、ハロルドとソフィアは呆け

「だから……その時が来るまでは泣いたりちゃ駄目よ?」

「うん!じゃあおねえちゃん、指切りしよう〜!」

レンに微笑まれたコリンは頷いた後嬉しそうな表情でレンに言った。



「フフ、ちゃっかりしているわね。そういう所は似ているのね……」

コリンの提案にレンは苦笑した後コリンの指と自分の指をからめ

「「指切りげんまん、嘘ついたら針千本、の〜ます!指切った!!」」

二人は互いに指切りをした。



「……それじゃあね。いつかレンが貴方のお家に遊びに行くまでパパ達を困らせない良い子でいるのよ?」

「うん!」

そしてレンに微笑まれながら頭を撫でられたコリンは嬉しそうな表情で頷き

「あ、ああ……!」

「コリン……!」

レンに頭を撫でられているコリンを見ていたソフィアとハロルドは涙を流し続けていた。その後ハロルド達と共にロイド達は”グロリアス”を後にし、レンからもらった高額のお金を預ける為にIBCに行くハロルド達に付き添い、お金を預けるのを確認したロイド達はハロルド達と別れようとしていた。





〜IBC〜





「みなさん……今日は本当にありがとうございました……!」

「コリンの事と言い、本当にありがとうございます……!」

「いえ……お役に立てて幸いです。」

「本当に………よかったですね。」

「……これからが幸せに満ちた人生である事を祈っています。」

仲間達と共にハロルドとソフィアに感謝されたロイドは口元に笑みを浮かべて答え、エリィは微笑み、プリネは優しげな微笑みを浮かべて言った。



「はい……!あの子の願い通り、必ず私達は幸せになってみせます……!」

プリネの言葉にソフィアは頷いて微笑み

「みなさんには本当にお世話になってしまって…………これはレンに会わせてくれた感謝の気持ちです。どうか、お受け取り下さい。」

ハロルドは笑顔でロイド達を見つめて言った後ロイドにマスタークオーツ『シュバリエ』を渡し

「―――マスタークオーツか。確か戦術オーブメントに関する取引はしていないと聞いているが、何故マスタークオーツを所持しているのだ?」

レーヴェは静かな表情で呟いた後尋ねた。



「……いつもご贔屓させてもらっている取引先の方からたまたま頂いたも
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