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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
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士協会を訪ねた。



〜遊撃士協会・クロスベル支部〜



「―――失礼します。」

「あら、あなたたち。今日はどうしたのかしら?」

ロイド達が支部に入ると遊撃士協会のクロスベル支部の受付ミシェルは目を丸くして尋ねた。



「実は聞きたい事がありまして。セリカさん達は今どちらにいらっしゃいますか?」

ミシェルの疑問にエリィが答えて尋ねた。

「セリカ達?何でも知り合いに頼まれてマインツ方面へ、その知り合いと共に行く用事があると言って出ていったけれど……」

「そうですか。それでもう一つ尋ねたいのですが俺達の他にセリカさん達の事を訪ねに来た人はいませんでしたか?」

「ええ、セリカ達の事を訪ねに来た人がいたわよ。……それもとんでもない人物が。」

ロイドの疑問にミシェルは疲れた表情で溜息を吐いて言った。



「へ…………」

「え、えっと……」

「やれやれ。」

ミシェルの答えを聞いたロイドは呆け、プリネは苦笑し、レーヴェは呆れ

「――――やはり、リフィア殿下がこちらを訪ねてきたのですね?」

エリゼが静かな表情で尋ねた。



「ええ。セリカ達の事を聞いたらすぐに出て行ったけど…………あら……貴女、その格好とその紋章……しかもプリネ姫や”剣帝”まで……フム………………さしずめそのメイドのお嬢さん達に頼まれてリフィア殿下を捜索しているところね?」

「ハハ…………やはりわかってしまいましたか。」

「まあね。リフィア殿下の事を聞いてきた事やその娘の格好やその服に付いているメンフィル帝国の紋章を見ればわかるわよ♪それで、これからどうするつもり?」

苦笑しながら言ったロイドの言葉にミシェルはウインクをして答えた後ロイド達に尋ね

「まだ、殿下が寄っていそうな場所の候補はあるのでそちらに行ってみます。」

「そう。もしセリカ達が戻ってきたらすぐに連絡するわ。それに人手がいりそうになったらいつでも言って。空いている遊撃士をリフィア殿下の捜索にすぐに手伝わせるわ。」

ロイドの説明を聞いた後ロイド達に助力を申し出た。



「わざわざありがとうございます。」

「……申し訳ございません。お忙しい中、殿下が遊撃士協会のお手を煩わせてしまって……」

「もし、リフィア殿下に何かあったらクロスベルの一大事だからね。こちらとしても他人事(ひとごと)じゃないわ。だから、気にしなくていいわよ。」

その後ロイド達は大聖堂を訪ねた。





〜クロスベル大聖堂〜





「こんにちは、マーブル先生。」

「あら、ロイド。それにエリィや皆さんも。今日はどうしたのかしら?」

ロイドに話し
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