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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
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はエリゼに尋ね

「そうですね…………”グロリアス”に乗船中、レン姫に現在クロスベルに滞在しているお知り合いの方達に会いに行くみたいな事をお二方に言って、お二方を誘っていました。」

尋ねられたエリゼは考え込みながら答えた。



「殿下のお知り合いがクロスベルに?」

エリゼの話を聞いたエリィは不思議そうな表情をし

「―――恐らく”影の国”で出会った仲間の方達でしょうね。」

「……だとするとリフィア殿下が会いに行ったと思われる人物は局長、セリカさん、レシェンテさん、シュリさん、リタちゃん、リースさん、カーリアンさんの誰かか…………」

プリネの推測を聞いたロイドは考え込み

「え………」

(”星杯騎士”がクロスベルに堂々といるだと?)

ロイドが呟いたある人物の名前を聞いたプリネは目を丸くし、レーヴェは眉を顰めた。



「プリネさん?何か気になる事があるのかしら?」

「い、いえ、特には。」

エリィに尋ねられたプリネは答えを誤魔化し

「……あの。カーリアン様は候補から外していいと思います。殿下にとってカーリアン様はリウイ陛下と同じくらい頭が上がらない方ですし、それにあの方でしたら殿下を見つけ次第、私達の所に連れて来ると思います。今まで殿下が城を抜け出した時もリウイ陛下と一緒に何度も連れ戻していたそうですし…………」

「加えてヴァイスハイトとはさっきまで一緒に行動していたから、候補から外れるんじゃないかしら?」

エリゼとエルファティシアはそれぞれ助言をした。



「となると遊撃士協会と大聖堂を訪ねたほうがよさそうだな。―――わかりました。それじゃあ早速、捜索を開始しますので、お手数ですが連絡先を教えてもらってもよろしいでしょうか?リフィア殿下を見つけ次第、すぐに連絡しますので。」

「その事ですが……殿下を見つけるまで私も皆さんと一緒に行動してもよろしいでしょうか?」

「へ……」

エリゼの口から出た予想外の申し出にロイドは呆けた。



「……殿下の今までの行動を考えるとこちらの予想の斜め上な事をすると思われるので殿下の事を知っている私も一緒について行けば、何か助言ができると思いますので。ご迷惑をかける事になると思いますがよろしくお願いします。」

「な、なるほど。そういう事でしたら是非お願いします。」

「フッ、さすがリフィア殿下のお目付け役を務めているだけはあるな。」

「フフッ、リフィアお姉様の行動パターンをしっかり把握している証拠ね。」

そしてエリゼの答えを聞いたロイドは冷や汗をかきながら苦笑し、レーヴェは静かな笑みを浮かべ、プリネは微笑みながらエリゼを見つめた。



その後ロイド達はまず遊撃
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