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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第132話
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てまだ見ぬ並行世界の自分の娘を使い魔にした男に感心し、エルファティシアはからかいの表情になり、アルは苦笑し、ワジは腹を抱えて声を上げて笑ってロイドに視線を向け
(おおおおおおおおおおおおおっ!まさかそんな男がいるとはっ!ロイド、お前も負けずにどんどん増やせ!)
(お願いだから、そのリィンって子みたいな罪深い男にならないでよね……)
ギレゼルは興奮し、ルファディエルは頭を抱え込んだ。
「な、な、なっ、なんなんだよ、そのリア充野郎は!?おのれ……!まさか局長やロイドを超えるリア充野郎がいるとは!!お前らみたいなリア充野郎共がいるから、世の麗しいお姉さん達が俺達に振り向いてくれないんだよ!頼むから一人くらい分けろ!」
「ちょっ、ランディ!?何でそこで俺が出てくるんだよ!?」
一方口をパクパクさせていた後我に返ると悔しそうな表情で叫んで自分を睨むランディの発言を聞いたロイドは驚いて指摘したが
「……そうね。確かにランディの言う通りね。まさかロイド以上の”危険人物”がいるなんて。そんな人に好意を寄せているアルフィン皇女殿下達に同情するわ。」
「ロイドみたいにすっごいモテモテだね♪」
「エリィ!?それにキーアまで!?」
ジト目で自分を見つめるエリィやはしゃぎながら言ったキーアの発言に信じられない表情で声を上げ
「フワァ〜……ウォン。(やれやれ。)」
その様子をあくびをかいて見守っていたツァイトは呆れていた。その後ロイド達は端末に来ている支援要請のチェックをし終えた。
「色々来ているけど……どれも気になるな。この演奏家の捜索っていうのはちょっとよくわからないけど。」
支援要請のチェックを終えたロイドは真剣な表情で呟いた後溜息を吐いた。
(あ、あのプリネさん、レーヴェさん。この”演奏家”ってもしかして……)
(……依頼人がヴァンダールの時点で既に誰なのかわかったようなものだな。)
(間違いなくオリヴァルト皇子でしょうね……しかもリフィアお姉様まで……ハア、二人して何をやっているんですか……)
一方ツーヤは冷や汗をかき、レーヴェとプリネは呆れていた。
「いや〜、でもまさか遊撃士のお姉さんたちの要請とはねぇ。訓練ってのは色気がねぇけど時間があったら寄りたいよな。」
「ふふ、いい機会かもしれませんね。こちらの猫の捜索というのはあのご家族からみたいですけど……」
「ああ、東通りに引っ越したボンドさんのところだな。あの猫とも縁があるし……出来れば力になってあげたいな。」
「そうね、私も賛成。私達を頼ってくれたみたいだし、忘れずに訪ねてみましょう。」
「プリネさん達が手伝ってくれるおかげで人数も大幅に増えた事だし、チーム
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