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英雄伝説〜運命が改変された少年の行く道〜(閃T篇)
第130話
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聞く名前だけど。」

「リベールの異変の解決に一役買ったことで有名な方ね。それから色々な催しに出席して評判になっているみたいだけど……たしか皇位継承権は持っていらっしゃらないのよね。」

「そうなのか……あれ、リベールの異変の解決に一役買ったっていうことは……エステル達と知り合いだったりするのかな?」

エリィの話を聞いたロイドはある事に気付いてエリィに尋ね

「ああ、そう言えば……」

「エステルちゃん達、顔が広そうだったしあり得るかもしれねぇな。ってそう言えば確かティオすけの写真に写っていなかったか?」

尋ねられたエリィも気づき、ランディも頷いた後ある事に気付いて声を上げた。



「そう言えばそうだったな………確か局長もエステルやティオ達と一緒に”影の国”という場所を冒険したんですよね?」

「ああ。まあ、俺とリセルはあのメンバーの中で”影の国”に現れた時には探索も終盤に入っていたからな。ちなみにオリビエもエステル達の知り合いだぞ。」

ロイドに尋ねられたヴァイスは頷いた後答えた。



「オリビエ?」

聞きなれない名前を聞いたロイドは不思議そうな表情になり

「オリヴァルト皇子の事だ。……当時はエステル達に自分の身を明かさず、彼女達と共に旅をした事があるらしい。……後で奴の事を知ったエステル達はかなり驚いたそうだぞ?」

「まあ、皇子と一緒に旅をしていたなんて事実、普通の人の感覚でしたら驚いて当然ですね。」

「ハハ、さんざん俺達を驚かせたエステルちゃんをも驚かせるとか中々凄いンすね、その皇子。……そういえばレンの嬢ちゃんが来るとはな……しかもあんな公の場で姿を現すなんて…………」

ロイドの疑問に答えた後説明したヴァイスの話を聞いたアルは納得した様子で頷き、ランディは笑った後真剣な表情になった。



「そう言えばハロルドさん達、今回の件でレンちゃんの事を知っちゃったわよね。どうするつもりなのかしら……」

「………………レンの事はハロルドさん達自身の問題だ。俺達は彼らに相談されるまでは見守るしかないよ。それよりレンの隣にいた皇族の衣装を着た女性がリフィア殿下なんだよな?」

不安そうな表情で呟いたエリィの言葉を聞いたロイドは静かな様子を纏って呟いた後ある事を思い出してエリィに尋ね

「ええ。あの方が現メンフィル皇帝夫妻のシルヴァン陛下とカミーリ皇妃の一人娘にして、リウイ陛下とカーリアン様にとっては孫にあたるリフィア殿下よ。」

「へえ、あのお姉さんの。……にしてはスタイルや背とか小さいよな?”戦妃”のお姉さんはスタイル抜群なのに。」

ロイドに疑問に答え、説明したエリィの話を聞いたランディは意外そうな表情で言った。



「お、おい
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