外伝〜それぞれの道へ〜
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ィルと握手をした。
「大陸を制した”王”の剣技………私が思った以上にすざましい剣技だった。私のような者と手合わせをしてくれて、感謝する、メンフィル王。」
「………こちらこそ、東方の剣技という滅多に体験できない剣技と戦えた。礼を言う。」
「貴女、結構やるじゃない♪久しぶりに楽しませてもらえたわ♪」
「ディスナフロディの剣技………見事だったわよ。」
ユエラの称賛にリウイとユエラと手合わせをしたカーリアンやファーミシルスも同じように称賛しながら答えた。
「あの………”抜刀”や東方の技を教えてくれて、ありがとうございました。お陰でさまざまな技を覚えれましたし……」
「私のような未熟者が教えられるのはあそこまでだ。後は自分で使いこなしてみろ。………願わくは私が教えた技を後世に伝えてくれれば、教えた私にとっては最高の謝礼だ。」
「はい、必ず。」
ユエラから刀のある技を教えられたツーヤは凛とした表情で頷いた。
「ペテレーネさん!魔法を一杯教えてくれて、ありがとう!すっごい勉強になったよ!」
「フフ………私なんかがお役に立てれば幸いです。」
明るくお礼を言うエミリッタにペテレーネは微笑んで答えた。
「うふふ………死神さん、技を教えてくれて、ありがとうね♪」
「別に………いい………私も教えていて………楽しかったから……」
ラグスムエナにお礼を言うレンにラグスムエナは口元に笑みを浮かべて答えた。
「セラウィ、家族と末永く幸せにな。」
「はい。今回は本当にありがとうございました、フォーチュラ様。」
リウイ達と同じように旅立つフォーチュラもセラウィに別れの言葉をかけた。そしてウィルはリウイ達と共に去ろうとしているロカに声をかけた。
「ロカさんも忙しい中、ありがとうございました。」
「フフ………気にしないで。私は光と闇………そして”神殺し”すらも争う事なく、共に生きていく道を目指しているのだから………いつかセリカ達がこの街に来るような時が来れば、暖かく迎えてくれないかしら?」
「はい。ユイドラは全ての種族と共に”共存”を目指す街です。誰であろうと、追い返したりとかそんな酷い事はしません。」
ロカの頼みにウィルは快く引き受けた。
「それにしても軍神に仕えし神官が”神殺し”を庇うなんてねぇ………正直、私は会いたくないのだけど。」
「エリザスレイン様。お気持ちはわかりますが………」
「わかっているわ。その時が来ればその時よ。」
神殺しの存在を苦い顔で語るエリザスレインにメロディアーナは諌めた。
「フィニリィも元気で。………パラスケヴァスの事も頼むよ。それと永恒にもよろしく。」
「ええ。見つけたら、連絡を差し上げます
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