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英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(SC篇)
外伝〜それぞれの戦い〜前篇
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た2人は少しの間黙っていたが

「キャハッ………」

「ふふっ………」

やがて2人は口元に笑みを浮かべ

「その提案、賛成〜!さっさと終わらせて、お兄ちゃんに一杯褒めてもらおうっ…………と!!」

「ふふっ………まさかこの私が他人と協力し合う日が来るなんてね………せいぜい、私の足を引っ張らないで………よ!!」

エヴリーヌとセオビットは会話をしながら敵を倒していた

「うふふ………レンはパパとママにい〜っぱい褒めてもらって、甘えよう………っと!!」

レンも凶悪な笑みを浮かべながら自分の背後から襲いかかって来た敵を振り返って、襲いかかって来た魔物の首を刈り取った!そして3人はお互いの背中を向け合い、それぞれの武器を構えた!



「キャハッ♪最初はエヴリーヌから行くね♪」

エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべて弓に矢を番え

「あったま、あったま♪………ぜ〜んぶ、潰す!!」

エヴリーヌは空気を斬り裂くほどの動作の弓捌きで次々と敵の頭を射抜いて、粉々に破壊し

「まだまだ行くよ!制圧射撃!!氷剣!ティルワンの闇界!アン・セルヴォ!!」

さらに上空へと転移した後、滞空しながら技や魔術を放って、敵を次々と葬った後、弓を虚空に仕舞って両手を上げた!

「キャハハハハハハハッ!エヴリーヌの敵はみ〜んな、潰れちゃえ!」

凶悪な笑顔で笑ったエヴリーヌは敵を見降ろして、自分の足元に大きな魔法陣を出現させて大魔術の詠唱を開始した!

「闇の深淵にて重苦に藻掻き蠢く雷よ………」

エヴリーヌが大魔術の詠唱を始めると、突如空の上の雲の中から巨大な球体が雷をほとばしらせ、ゆっくりと魔物達の頭上へと降りて来た。

「彼の者に驟雨の如く打ち付けよ………!グラビティ………ブレス!!」

そして魔物達に降りて来た球体は大量の魔物を包み込んで雷をほとばしらせて、大ダメージを与え、最後には爆発し雷を全方向へと飛ばしてさらに周囲の魔物達を巻き添えにして消えた!エヴリーヌの大魔術――グラビティブレスの威力はすさまじく、魔物達がいた場所は大きなクレーターとなっていた。



「ふふっ………そんな物欲しそうな眼で見ないでくれるかしら?………汚らわしい。私の身体を好きにしていいのは父様だけなんだから。」

セオビットは欲情が走ったような血走った眼で自分を見る魔物達に凶悪な笑みを浮かべた後、冷たく言った。そして一匹の魔物がセオビットに飛び掛かって来た!

「フン!」

しかしセオビットは魔剣を一閃して、自分に飛び掛かって来た魔物を真っ二つにした!それを見た魔物達はセオビットを恐れ、後ずさった。

「ふふっ………どうしたのかしら?そんな脅えた目をして………そんな目を見ると屠りたくなってくるじゃ
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