外伝〜集いし者達〜
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ル!」
ユイチリの少年――クレアンヌの双子の弟、クレールとセテトリ地方の北、ディジェネール地方にある巨大山脈、フェマ山脈に住む雷竜――ガプタールの登場にウィルはさらに嬉しそうな表情で声を上げた。
「僕一人でフェマ山脈まで行ったんだよ!凄いでしょ!」
「もう、クレールったら!そんなに威張る事じゃないでしょ。」
自慢げに語るクレールを見て、クレアンヌは呆れた後指摘した。
「なんだよ〜。ガプタールを見つけるのに凄い苦労したんだからな〜。」
指摘されたクレールは頬を膨らませて答えた。
「ハハ………わざわざユイドラまで来てくれてありがとう、ガプタール、狐伯蓮。」
「礼には及ばぬよな。お主とわらわの仲ではないか。」
「我はお主の求めに応じただけだ。礼には及ばぬ。」
お礼を言うウィルに狐伯蓮とガプタールは気にしないよう、答えた。
「わあ………こんなにもたくさんの種族と父さん達は仲がいいんだ………!」
「さすが、お父さんです………!私達も見習わないといけませんね。」
さまざまな種族と仲がいいウィル達を見て、シャマーラやセティは尊敬の眼差しでウィル達を見ていた。
「エルフの人達は今頃、レグナーさん達の所に援護に向かっているわ!」
「そうか………!」
クレアンヌの説明を聞いたウィルは力強く頷いた。
「ウィル。」
そしてそこにセラウィが微笑みながらウィルに話しかけた。
「うん、わかっている。この戦いで決着をつける!さあ!反撃開始だ!!」
今ここに、さまざまな種族の協力を得たユイドラの猛反撃がついに始まった……………!
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